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小さなオープンカーで北海道の温泉を巡る、道産子の入湯記録。
登別石水亭・貸切風呂
- 2015/02/04 (Wed)
- 温泉家族風呂 |
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石水亭の貸切風呂は15時から始まり、日帰りでの利用も可能です。
予約が必要なため、当日の朝に電話して予約してから登別へ向かいました。
ホテルのフロントで湯銭を払うと、伝票の写しを渡されます。
その写しを持って「桜館」の地下1階へ向かいました。
この桜館の地下1階は「癒し処なごみ」と名付けられていて、貸切風呂や岩盤浴、アロマエステなどのサービスを受けられるリラクゼーションフロアとなっています。
エレベーターを降りて進むと受付カウンターがあり、そこで伝票を渡しました。
静かで落ち着いた雰囲気の廊下を進みます。
貸切風呂は廊下の左側に5室あるようです。
指定された番号の部屋に入ると、休憩室の雰囲気にテンションが上がりました。
間接照明が美しく、ガラス張りで浴室まで見える素敵な空間です。
入浴に必要なものは、向かって左側のカウンターに揃っています。
上にはドライヤーやアメニティ類。
棚の中に収納されている脱衣カゴにはタオル類が入っていました。
脱いだ衣類も視界に入らないようにできるという細やかな配慮を感じます。
向かって右側は、スペースたっぷりの休憩ゾーンです。
ゆとりのある大きさのリラックスチェアに、大きな液晶テレビ。
2脚あるリラックスチェアの間に木製の箱があり、扉を開けると冷蔵庫。
扉の横の引き出しにはコップが入っていました。
冷蔵庫にはミネラルウォーター。これも嬉しいサービスです。
ガラス張りなので先に見えていますが…それでも楽しみにしながら浴室へ。
湯船は大人2名分ほどの大きさですが、浴室も落ち着いた雰囲気で十分な広さがあります。
洗い場は2箇所でシャンプー等も備え付けられています。
湯船の中で温度は41.2℃。
登別温泉では幾つもの泉質の温泉が湧いていますが、やはり白く濁った硫黄臭がするお湯が最も一般的なイメージだと思います。この貸切風呂で使われているのもそんなお湯です。
湯船の内側は普通の升の形ではなく、窓に向かって浸かると体を直角にして座らなくてもよいよう、背中をつける側に若干の傾斜がついています。座り心地が良くてつい湯船で長居してしまいました。
湯口の温度は46.2℃ありました。
湯口からの湯量は、この湯船の大きさには十分な量です。
脱衣場に掲示されている平成26年11月の分析書によりますと、こちらの温泉は源泉名「登別温泉(奥の湯)」。
泉温60.9℃、湧出量は毎分650リットル(注入口)。
pH5.4、蒸発残留物1.418g/kg、成分総計1.552g/kg。
泉質は含石膏-食塩硫化水素泉です。
湯使いは加温なし・加水あり・循環ろ過なし・殺菌なし。
注意書きには換気扇を止めないようにとも書かれていました。
ツルキシ感のある肌触りのお湯で、主成分が食塩らしく程よい保温効果があります。
浸かっている間に結構汗をかきましたが、湯上りは比較的さっぱり。
同じ源泉を加水なしで使用している他の施設と比べると、わずかに硫化水素臭がする程度でお湯の濁り方も控えめ。それでも、お湯が溢れてゆく音を聞きながら湯船に身体を沈めてゆく瞬間の心地よさは格別でした。
水分補給をしながら湯船にいたら、あっという間に時間になってしまいました。
一般的なビジネスホテルのシングルルームより広く、ダブルベッドを置いて温泉付き客室としてもいいと思えるくらいに十分余裕がある室内と、かけ流しの温泉。利用可能時間は50分ですが、もっとのんびりしたいと思える居心地の良さがありました。
5室のうち1室は檜の湯船になっているそうなので、今度はそちらに行ってみたいと思います。
利用料は1室50分3240円です。
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プロフィール
HN:
のん
性別:
男性
職業:
温泉愛好家&温泉ライター。温泉資格:温泉入浴指導員・温泉健康指導士・温泉ソムリエマスター・温泉観光士・温シェルジェ・温泉観光実践士・温泉観光管理士・高齢者入浴アドバイザー。
趣味:
湯。翼。
自己紹介:
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