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小さなオープンカーで北海道の温泉を巡る、道産子の入湯記録。
はまなすの湯
- 2014/12/28 (Sun)
- 温泉紹介-宗谷 |
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玄関から中へお邪魔するとすぐ休憩スペースがあり、奥に受付があります。湯銭を払って脱衣場へ向かいました。
木の棚に脱衣カゴの脱衣場です。
設備としてはシンプルですが、たいへんきれいです。
洗い場の一部は公衆浴場にしては珍しい、一人一人仕切りがついたタイプです。備え付けはありませんが、これだけでかなり現代的な感じがします。浴室もピカピカでした。
浴槽は2つ。大小2つの浴槽がありますが、大きな方は真湯です。大きいといえど4-5人入れるくらいの大きさで。その横にある小さな浴槽が温泉使用となっていました。
「枝幸温泉」の札があるこちらの浴槽は、ほぼ1人用と言っていい大きさです。温度は41.2℃。壁のところどころにある白いタイルにカニが描かれていて、オホーツクに来た雰囲気を感じました。
脱衣場から入って浴室正面の壁には、北見神威岬灯台と思われる大きな絵も描かれています。地元の方はあまり気にしていないかもしれませんが、町内の景色が描かれているのも面白いです。
玄関に掲示されている平成19年11月の分析書によりますと、こちらの温泉(101-001)は源泉名「枝幸温泉(枝幸温泉)」。
泉温40.4℃、湧出量は空欄(動力揚湯)。
pH8.8、ラドン0.495マッヘ単位/kg。
蒸発残留物1.582g/kg、成分総計1.548g/kg。
泉質は含芒硝-石膏泉です。
湯使いは加温あり・循環ろ過あり・殺菌あり。
これは「ニュー幸林」と同じ源泉のはずですが、ニュー幸林には平成23年7月の分析書が掲示されており、しかも源泉地の住所の字名だけ違うという微妙なものになっています(^_^;)
ニュー幸林では石膏泉らしいキシキシした湯触りが感じられますが、こちらではそれもほとんど感じず、塩素臭も強め。真湯の浴槽の方が塩素臭が弱いくらいでした。
恐らく運び湯ではないかと思いますが、ニュー幸林の分析書を見ると湧出量は毎分35リットルしかありません。こちらで使用できる量にかなり限りがあるのは容易に想像できますので、この浴感も仕方ないものと感じます。
それでも、清潔感あふれる浴室で枝幸らしさを感じながら利用することができ、その面で満足できました。
入浴料は440円です。
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プロフィール
HN:
のん
性別:
男性
職業:
温泉愛好家&温泉ライター。温泉資格:温泉入浴指導員・温泉健康指導士・温泉ソムリエマスター・温泉観光士・温シェルジェ・温泉観光実践士・温泉観光管理士・高齢者入浴アドバイザー。
趣味:
湯。翼。
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