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小さなオープンカーで北海道の温泉を巡る、道産子の入湯記録。
旧温泉施設巡り
- 2014/12/08 (Mon)
- 謎の湯・野湯 |
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道南にある、現在は廃業している温泉宿。
朝方近くを訪れると、何かが流れる音がしたのでそちらの方に行ってみました。
源泉小屋から湯気が上がり、お湯が湧き続けています。
泉質は含重曹食塩泉で、約30℃。
私が湯巡りを始めたころにはまだ営業していたはずで、実際一度訪ねましたが誰もおらず・・・一度は浸かってみたかったです。
それでも金気臭のあるぬるめのお湯は、触れた後の手をしっとりサラサラにしてくれました。
道北のこの場所にはかつて民家があり、そのお宅で硫黄系の冷鉱泉を沸かして地元の方が入りに来ていたそうです。近所の方にお話をお聞きすると、こちらにいたご夫婦は既に亡くなっておられ、もうその名残も残っていませんでした。
現在は馬が飼われていて、立ち入ることはできません。
場所は変わって、こちらは先月訪れた某所。
一部決壊した道路を徒歩で渡ると、小さな砂防ダム。
この砂防ダムの雰囲気も気になりますが・・・この河原を横切って道が続いているので、そこを進みます。
数分で源泉ポンプの場所に到着しました。
近づくとパイプの中でお湯が流れる音がしていて、触ると暖かいです。温泉が自噴しているのは間違いないようです。
それとは別に、奥に土管がありました。
この土管からは48℃近い温泉が流れっぱなし。
お湯からは心地よいアブラ臭がしていました。
現況を見る限りでは源泉ポンプと奥の土管は繋がっているようには見えず、掘削泉と自噴泉の2つがここにあるのではないかと想像しました。源泉ポンプには地研データ上で番号が付けられていますが、詳細な情報はありません。
そのまま湯船に入れても浸かれるくらい恵まれた泉温の温泉なだけに、少々もったいなく思いました。
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プロフィール
HN:
のん
性別:
男性
職業:
温泉愛好家&温泉ライター。温泉資格:温泉入浴指導員・温泉健康指導士・温泉ソムリエマスター・温泉観光士・温シェルジェ・温泉観光実践士・温泉観光管理士・高齢者入浴アドバイザー。
趣味:
湯。翼。
自己紹介:
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