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小さなオープンカーで北海道の温泉を巡る、道産子の入湯記録。
ねとい温泉
- 2014/07/13 (Sun)
- 温泉紹介-檜山 |
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せたな町のサイトによれば、「ねとい」という言葉はアイヌ語で「ぬるい水」だそうです。アイヌの時代からかどうかは定かではありませんが、資料によると宿の周囲には20度前後の地下水湧水が数箇所あるようですので、それが由来なのかもしれません。
温泉を掘削したのは昭和34年。50年以上も前のことです。
さて、玄関で湯銭を払い早速お湯を頂こうと…思いましたが、そのまま15分ほど女将さんと立ち話をすることに(^_^;) その後脱衣場へ向かいました。
廊下の両側にレコードジャケットが飾られていて印象的。
その廊下を曲がると脱衣場の入り口があります。
脱衣場の反対側は休憩所となっていて、分析書などはこの休憩所に掲示されていました。
木製の棚に脱衣カゴの、昔ながらの脱衣場です。
昭和な落ち着く佇まいに、ほっと一息。
早速湯殿に入りました。内湯のみの小さな浴室で、手前両側に洗い場、奥に浴槽があります。
浴槽は5-6人ほど入れる大きさで、一部が泡風呂となっていました。温度は浴槽内で42.3℃です。
湯口の周囲は少しだけ茶色くなっています。
循環ありでオーバーフローはしていませんでした。
休憩室に掲示されている平成21年2月の分析書によりますと、こちらの温泉(457-004)は源泉名「ねとい温泉」。
泉温25.6℃、湧出量は毎分67リットル(自噴)。
pH8.7、蒸発残留物0.456g/kg、成分総計0.572g/kg。
泉質はアルカリ性単純温泉です。
このお湯を加温あり・循環ろ過あり・殺菌ありで使用です。
お湯は無色透明で、殺菌ありとの表示ですが薬品臭は感じませんでした。ツルキシ感と柔らかさがあるお湯で、温度も少し高めで思った以上に身体が温まりました。
お湯使いは勿体無いのですが、昭和の雰囲気を残す素朴な温泉宿の佇まいで、居心地の良さを感じました。入浴料も安く、地元の方が集まる場にもなっているようです。
駐車場の隅にあるこちらが、源泉施設なのかもしれません。
実はここには20年ほど前に立ち寄ったことがあります。その時の湯殿の記憶はあまり残っていませんが、外観は覚えていて懐かしく感じながらお湯をお借りしました。
入浴料は350円です。
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プロフィール
HN:
のん
性別:
男性
職業:
温泉愛好家&温泉ライター。温泉資格:温泉入浴指導員・温泉健康指導士・温泉ソムリエマスター・温泉観光士・温シェルジェ・温泉観光実践士・温泉観光管理士・高齢者入浴アドバイザー。
趣味:
湯。翼。
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