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小さなオープンカーで北海道の温泉を巡る、道産子の入湯記録。
乙部温泉いこいの湯
- 2014/04/20 (Sun)
- 温泉紹介-檜山 |
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湯銭を払い、中へ進みます。小さな美術館のような雰囲気の館内は以前から変わっておらず、少し懐かしい感じがしました。
ここから脱衣場へ入ります。
脱衣場から浴室に入ると、右側に大きな湯船があります。
湯船の中にも彫刻がありますが、壁にも幾つかの絵画がかかっていて、こちらも以前と変わらない雰囲気でした。この彫刻のあるところから向こう側が、浅めの深さになっています。
湯船の中で、温度は42.6℃でした。
館内の様子は変わりませんが、お湯の感じは大幅に変わりました。この写真は10年前に立ち寄った時のもの。以前の記事に記録してありますが、2009年に新しい源泉が掘削され、緑色の透明感のあるお湯から、新源泉の赤茶色いお湯に変わっています。
こちらが露天風呂です。
4-5人入れる大きさで、温度は41.4℃。
10年前の露天風呂です。湯船の横に足裏のツボを刺激する「反射区ボード」があるのも含め、ハード面では変わっていないのが分かります。
露天の湯口から出るお湯は51.5℃。
内湯の隅にある湯口のお湯は54.0℃でした。
脱衣場に掲示されている平成21年12月の分析書によりますと、こちらの温泉は源泉名「乙部町舘浦源泉2号井」。
泉温74.5℃、湧出量は毎分320リットル(動力揚湯)。
pH7.2、蒸発残留物5.087g/kg、成分総計5.839g/kg。
泉質は含食塩-芒硝泉です。
保健所確認シールは「該当なし」で、かけ流しで使用。
湯船の大きさの割に湯量は少なめで、時間的なタイミングもあったのでしょう、オーバーフローしているお湯はあまり多くありませんでした。
それでもキシキシ感があり、弱塩味、金気臭を感じるお湯で、しっかりと身体を温めます。
露天と内湯の浅い側での半身浴を交互にしていましたが、かなり汗をかいてしまい、あがってもしばらく汗が出ていました。
手元に以前の源泉の昭和64年4月分析の分析書があるのでそれと比べてみましたが、成分総計もそれぞれの成分量の割合も、実は新旧の源泉で目立って大きな差はないように思えます。
第一鉄イオンが2mgほど増えているのが赤茶色の元になっているものと思いますが、視覚的には以前と全く違うお湯になっていて興味深かったです。
入浴料は500円です。
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プロフィール
HN:
のん
性別:
男性
職業:
温泉愛好家&温泉ライター。温泉資格:温泉入浴指導員・温泉健康指導士・温泉ソムリエマスター・温泉観光士・温シェルジェ・温泉観光実践士・温泉観光管理士・高齢者入浴アドバイザー。
趣味:
湯。翼。
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