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小さなオープンカーで北海道の温泉を巡る、道産子の入湯記録。

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かんぽの宿十勝川

外観

北海道音更町。
温泉街から少し離れていますが、十勝川温泉の1軒です。

湯めぐり手形
十勝川温泉の湯めぐり手形を購入し何度かに分けて参加施設を巡りましたが、こちらの宿もその中に入っていました。

フロントで手形を提示して中へお邪魔します。
きれいに保たれていますが、脱衣場は昭和の雰囲気。
掲示されている分析書などを見て、浴室に入りました。

浴室
こちらが浴室です。
メインの浴槽はジェリービーンズのような形をしていて、10人以上入れるほどの大きさでした。浴槽の中で温度は41.5℃あります。
その向こうに真湯のジャグジー。
そして、ちょうどこの後ろ側に打たせ湯がありました。

湯口
湯口は階段状になっています。

露天
こちらが露天です。
浴槽の向こうにはサウナがあります。

露天風呂
半円形の湯船は6-7人入れる大きさで、浴槽の中ほどで43.0℃。少し熱めですが、外気温が低かったため丁度良く感じました。お湯にはしっかりとした薬品臭があり、あがっても肌に香りが残っていました。

浴槽
脱衣場に掲示されている平成19年11月の分析書によれば、こちらの温泉は源泉名「十勝川温泉(笹井ホテル、共同一号泉、町営3号の混合泉)」。
泉温53.8℃、湧出量は毎分840リットル(動力揚湯)。
pH8.0、蒸発残留物1.418g/kg、成分総計1.5711g/kg。
泉質は含重曹-食塩泉です。
さらに腐植質を2.7mg/kg含むモール温泉でもあります。
他の数件の宿でも使用している集中管理の源泉ですが、このお湯を湯張り時のみ加水あり・循環ろ過あり・殺菌ありで使用。
入浴時は内湯・露天ともに薬品臭のためモール臭はほとんど感じませんでしたが、コーヒー色でツルキシ感がありました。

さて、こちらの施設は昨年10月に「売却検討」という報道がされましたが、つい先日2014年8月末を持って営業を終了することが発表となりました。閉館まであと半年です。

手形使用のため入浴料をお聞きするのを忘れていましたが、公式サイト&観光協会のサイトでは600円となっています。
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プロフィール

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のん
性別:
男性
職業:
温泉愛好家&温泉ライター。温泉資格:温泉入浴指導員・温泉健康指導士・温泉ソムリエマスター・温泉観光士・温シェルジェ・温泉観光実践士・温泉観光管理士・高齢者入浴アドバイザー。
趣味:
湯。翼。
自己紹介:
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