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小さなオープンカーで北海道の温泉を巡る、道産子の入湯記録。

民宿朝倉温泉

外観

北海道枝幸町(旧歌登町)。
「うたのぼりグリーンパークホテル」の奥へさらに進むと建っている、小さな温泉宿です。
朝食付き1泊で宿泊させていただきました。
鹿
玄関に入ると、サングラスをした鹿が出迎えてくれます。
以前からサングラスをかけているようです(笑)

古い分析書
ロビーには昭和8年の温泉分析書が掲示されていました。
ところどころ読めないくらい古いものです。でも、ここで宿を始めたのはこの分析がされてからだいぶ後のようです。

まずは温泉からご紹介しましよう。


脱衣所には、湯船の温度を表示する温度計がありました。
私が入ったときは44℃ほどで、ちょうどあがってきたお客さんが「今日はそんなに熱くない」と言っていました。

湯船
浴室は、この小さな湯船1つだけのシンプルなつくりです。
洗い場は2箇所。
小さなサウナ室もありますが、稼動していませんでした。

ご覧の通り湯船は、ジャグジーが稼動してブクブクしています。
湯使いは掛け流しではなく、源泉の溜め湯+加温という形でした。

実はこの浴室の写真はよく目にしていて、もっと茶色の湯色の写真が多かったのですが、実際に見るとお湯の色は笹濁り。
先客が「熱くない」といっていたので、大量に源泉を投入されたのか、それともこの日の源泉のコンディションによるものなのか・・興味深かったです。

掲示されている平成13年6月の分析書によりますと、こちらの源泉は源泉名「歌登温泉(朝倉温泉)」
泉温12.2℃、湧出量は毎分100リットル(自噴)。
pH5.9、蒸発残留物1.010g/kg、成分総計3.910g/kg。
遊離二酸化炭素が2.308g/kgも含まれています。
泉質は含炭酸・土類-重曹泉です。
隣のホテルはここから分湯してもらっているようですね。

ちなみに昭和8年の分析書では液性は酸性で、固形物が1.272g/kgで今より少し多く、「本鉱泉は炭酸鉄泉に属す」と書かれています。

実は体を洗っているうちにどんどん加温されていき、最終的には熱くて入れなくなりました(笑)
脱衣所で見たら48℃・・そのため最初のうちしか全身浴していませんが、何となく肌に刺さるようなキシキシ感のあるお湯でした。

湯船の中では炭酸を感じることはできませんが、
源泉蛇口
源泉が出てくる蛇口があり、飲んで味わうことができます。

源泉
口の中ではじける強い炭酸&弱い金気臭があって「炭酸鉄泉」らしさを感じますが、飲みやすい源泉でした。
それでも女将さんのお話によれば、「今は雪解け水が混ざっているせいか炭酸が弱いし、昔はさらに炭酸が強かった」とのこと。

翌朝の湯船
翌朝浴室に行ってみると湯温は20℃に下がっており、底まで見える薄い濁り湯になってました。

日帰り入浴は午後4時から午後9時までで、400円です。
宿泊者の入浴時間も午後9時まででした。

廊下
さて、宿泊したお部屋は2階の6号室です。

部屋
隣の部屋とは襖で繋がっています。
布団はすでに敷かれていました。
部屋にある備品はテレビのみ。
でも、ここまで来てテレビを見る気にはなりません(笑)
部屋の雰囲気や匂いなどは、子供の頃に祖父母の家に泊まった時の記憶にとても似ていて、何だか懐かしい感覚でした。

朝食
朝食は1階の食堂でいただきました。
ご飯はジャーから、お味噌汁は鍋からセルフで。
焼き鮭+梅干、ニラの卵とじ、納豆+ネギ、昆布巻き、ブロッコリー、味付け海苔、お漬物。(ただし、突然の宿泊で用意してもらったので、これがデフォルトなのかは分かりません)
艶のあるご飯と、久しぶりに口にした煮干の出汁のお味噌汁が美味しくて、それだけでお腹いっぱいに食べてしまいました(笑)

周辺を散策
帰り際に周辺を散歩してみます。
あちこちにパイプが通っていて興味深いのですが、
あの大きな管から流れているのは・・
この下には大きな池があり入ることができませんでしたし、上はゴルフ場の敷地ですので、入るのを控えましたが、周囲の笹が茶色くなっていて興味深かったです。

女将さんのご親切で本当にのんびりさせていただき、思い出に残る宿となりました。

この記事へのコメント

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無題

朝倉温泉 宿泊されたんですね 私も狙っていました(笑い
立ち寄りが16時からと聞き、これは泊りしかないだろうと

それにしても、はじめて見る朝倉の湯の色
私の利用時は、あのネットで見る色でした、ほぼ11〜12時に利用しました。
画像を見ると、ジャグジーも止まってませんし
再度利用して、確かめたいですね 貴重な情報ありがとうございました。
  • from いわ :
  • 2009/05/16 (15:54) :
  • Edit :
  • Res

無題

こんにちは。
おおお、 あいかわらず 鹿くん「サングラス・トナカイ」ですね〜(笑)
お湯の色も 湯船からの湯流れ床の色も
☆が訪問したときと違いますね。
せめて 泡仕様を止めていただきたいのですが・・・。
源泉蛇口から飲むしゅわしゅわ源泉は びっくりで 一気にのどを通りませんでした。
  • from ぴかリン :
  • 2009/05/17 (04:56) :
  • Edit :
  • Res

無題

朝食がイイ感じですね!
こういう素朴な朝食って大好きです♪
お湯の色が不思議ですねー
溜めているうちに鉄分が酸化するのでしょうか?
透明な方が新鮮なのだと思いますね
先日登場したグリーンパークホテルの湯船も
ジャグジーになっていましたが
ブクブクさせるのには何かワケがあるのかと
気になってしまいます
  • from じゅん☆ :
  • URL :
  • 2009/05/17 (14:22) :
  • Edit :
  • Res

無題

>いわさん
おはようございます〜。
いわさんも宿泊狙っておられましたか(笑)
今回は泊まるならここがベストだと思っていたのですが、何とかそれも叶って良かったです^^
本当にゆっくりさせていただきました。

私にとってはそんなに頻繁に行ける場所ではないので、いわさんの調査をお待ちしています^^
  • from のん :
  • 2009/05/18 (06:26) :
  • Edit :
  • Res

無題

>ぴかリンさん
おはようございます。
このサングラス鹿、インパクトありますね(笑)
たまらず撮ってしまいました・・

私が飲んだときは一気に喉を通らないくらいではなかったので、女将さんが言うように炭酸が弱かったのかもしれませんね。
お湯の色もそれと関係あるかもしれません。

確かにジャグジーを止めれば、もっと浴感のあるお湯になってるかもしれませんが・・たぶんそこは変わらないんだろうなと思いました^^;
  • from のん :
  • 2009/05/18 (06:34) :
  • Edit :
  • Res

無題

>じゅん☆さん
朝食はとても家庭的なメニューでしたね。
でも美味しくて、ご飯3杯食べてしまいました(笑)

お湯の色は、私が泊まった時が特別だったのかもしれませんね。
逆に貴重な体験でしたが^^

道北の温泉ってジャグジーが多いような気がします。
何故なんでしょうね(笑)
  • from のん :
  • 2009/05/18 (06:38) :
  • Edit :
  • Res

プロフィール

HN:
のん
性別:
男性
職業:
温泉愛好家&温泉ライター。温泉資格:温泉入浴指導員・温泉健康指導士・温泉ソムリエマスター・温泉観光士・温シェルジェ・温泉観光実践士・温泉観光管理士・高齢者入浴アドバイザー。
趣味:
湯。翼。
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