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小さなオープンカーで北海道の温泉を巡る、道産子の入湯記録。

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ホテル滝川

外観

北海道稚内市。
洋室を中心に全56室あり、稚内市内で温泉があるホテルの1軒です。昨年、宿泊でお邪魔しました。

利尻富士
1泊朝食のプランで予約しましたが、早めに稚内入りしたため、水族館など市内を何ヶ所か巡り、夕食を食べてからチェックイン。
連休中という事もあり、駐車場は車でびっしりです。

洋室ツイン
簡単にチェックインを済ませ、お部屋へ。
宿泊したのは洋室ツインのお部屋です。

備品
壁際の机にはテレビや冷蔵庫など。
すっきりコンパクトにまとまった印象のお部屋で、必要なものは一通り揃っていました。ただ、無線LANありという事でしたが、一番端のお部屋だったためか電波は届きませんでした。

スリッパ
目を引いたのはお部屋のスリッパで、清浄済のタグ付き&部屋番号が入っています。くたびれたスリッパよりも気分的に気持ち良く使え、脱衣場でも紛失しにくい仕様だと感じました。

脱衣場入口
さて、大浴場は1階にあります。
入浴できる時間は、午後4:30から11:30まで、朝5:30から8:00までとなっています。
脱衣場の入口に分析書等が掲示してありました。

浴室
こちらが浴室です。
内湯のみの構成で手前に洗い場、奥に浴槽があります。浴槽は10-15人ほど入れる広さです。

浴槽
タイルの色で緑に見えますが、お湯はほぼ無色でした。
こちらの温泉は市内の稚内温泉「童夢」から運んでいるようですが、掲示されている分析書は源泉のものではなく浴槽での分析結果で、その点も安心です。

平成16年4月の分析書や他の掲示物によりますと、こちらの温泉(303-001)は源泉名「稚内ノシャップ温泉1号」。
泉温41.8℃(※浴槽。加水後、加温)、湧出量記載なし。
pH8.9、蒸発残留物4.487g/kg、成分総計5.055g/kg。
泉質は含重曹-食塩泉です。
湯使いは加水あり・加温あり・循環ろ過あり・殺菌あり。
浴槽内で吸い込み口も確認しました。

ちなみに源泉(平成9年分析)では、泉温34.4℃・湧出量毎分51リットル・pH7.6・成分総計24.73g/kgの含重曹-強食塩泉で、かなり塩分の濃いお湯となっています。

源泉と比べるとだいぶ成分量は少ないですが、浸かるとヌルヌル感があり、身体もよく温まりました。また、薬品臭とは違うお湯の香りもあります。源泉には石油臭があるという事ですが、その名残かもしれません。
湯使いは仕方のないところですが、想像していた以上に温泉らしさを感じることができ、夜も朝もお湯に浸かって楽しみました。

朝食
朝食は2階のレストランでバイキング形式。
朝6:30から8:30の間にいただきます。

連休中でもリーズナブルな料金設定で、朝風呂と朝食の時間の短さが勿体無く感じましたが、1泊2日の宗谷地方の観光の拠点としては満足できる内容でした。
温泉は宿泊のみで、日帰り入浴はありません。

宗谷黒牛ハンバーグ
こちらのホテルではありませんが、夕食が食べられるお店を探していて見つけた、宗谷黒牛ハンバーグも美味しかったです。
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プロフィール

HN:
のん
性別:
男性
職業:
温泉愛好家&温泉ライター。温泉資格:温泉入浴指導員・温泉健康指導士・温泉ソムリエマスター・温泉観光士・温シェルジェ・温泉観光実践士・温泉観光管理士・高齢者入浴アドバイザー。
趣味:
湯。翼。
自己紹介:
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