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小さなオープンカーで北海道の温泉を巡る、道産子の入湯記録。
ガストホフ ぱぴりお
- 2014/02/05 (Wed)
- 温泉紹介-釧路 |
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玄関先でお話すると、この時はちょうどタイミングが良かったようで、お湯をお借りできるとのこと。早速カウンターで湯銭を払い、中へお邪魔しました。
こちらが脱衣場の入口です。
脱衣場へ入りました。全7室のペンションにしては広く、脱衣用の棚も十分な数があります。
分析書を眺めつつ、早速浴室へ入りました。
こちらが内湯です。
中に入ると真っ先に床に視線が向きました。洗い場まで色が変わり、成分が堆積する床・・・お湯に触れる前からお湯の良さが感じられる光景です。
湯船は5-6人が入れる大きさがあります。
お湯は静かにオーバーフローしており、湯船の縁にはお湯の成分が堆積しています。
こちらが内湯の湯口。
湯口の温度は57.4℃、湯船の中で40.8℃。比較的長湯向きの温度で、しばらくここに浸かって体を温めました。
十分に体が温まったところで、露天風呂へ。
露天風呂へのドアを開けると、細い通路になっています。最初の1,2歩は足元に注意が必要でしたが、その先は融雪マットが敷かれていて冷たい思いをそれほどせずに歩くことができました。
通路の先にあるのが、このタンクです。
ゆっくりと蓋を開けてみました。
この湯船が、浸かってみると非常に心地よかったのです。
蓋を開けると、そこにはきれいな黄色透明の温泉。
蓋はここまでしか開きませんでした。
お湯の温度は湯船の中で38.4℃。
蓋がこの角度までしか上がらない分、なんだか秘密基地にいるような感覚で楽しかったです。時々耳に入るドラミングの音などを聞きながら、気が付いたら30分以上浸かりっぱなし。
ぬるめの温度も気持ちよく、温泉浴と森林浴を一度に楽しめる、たいへん印象的な湯船でした。
さて、湯銭を払った際に場所を教えて頂きましたが、こちらにはさらに離れにも露天風呂があります。
この屋根付きの場所が露天風呂のようです。
奥にまわってみると、こうなっていました。
右にあるのは脱衣場です。
脱衣場も湯船も、大きな樽を利用したものです。
脱衣場の中に入ってみました。
入口が低いのでしゃがみながら入ります。一度頭をぶつけましたが(笑)、小さな窓から湯船も見えるようになっており、ここも秘密基地感たっぷりでした。
脱衣場からスロープを歩いて湯船へ。
2,3人入れるくらいの大きさがあり、中は滑りやすいですが、浸かってしまえば快適。こちらも40℃に満たない温度で、静かな森を見ながらの湯浴みが楽しめる気持ち良い露天風呂でした。
掲示されている平成17年6月の分析書によりますと、こちらの温泉(160-039)は源泉名「屈斜路温泉(森の湯)」。
泉温70.2℃、湧出量は毎分130リットル(動力揚湯)。
pH6.6、ラドン0.009マッヘ単位/kg。
蒸発残留物1.188g/kg、成分総計1.904g/kg。
泉質は重曹泉です。
保健所確認シールは「該当なし」。
全ての湯船でこのお湯をそのままかけ流しで使用しています。
黄色透明のお湯はメタ珪酸が200mg以上含まれる大変しっとりやわらかいお湯で、浸かるとツルツル感を感じます。
全体的に温めなのも関係していると思いますが、身体がゆーっくりと暖まり、全体的にとても優しいお湯という印象でした。
貴重な日帰り入浴の機会でしたが、1時間半ほどお湯に浸かり、森の中の温泉を本当に堪能させていただきました。
遊び心を感じる湯殿も楽しかったです。
入浴料は500円です。
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プロフィール
HN:
のん
性別:
男性
職業:
温泉愛好家&温泉ライター。温泉資格:温泉入浴指導員・温泉健康指導士・温泉ソムリエマスター・温泉観光士・温シェルジェ・温泉観光実践士・温泉観光管理士・高齢者入浴アドバイザー。
趣味:
湯。翼。
自己紹介:
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