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小さなオープンカーで北海道の温泉を巡る、道産子の入湯記録。
屈斜路湖 砂湯
- 2014/02/04 (Tue)
- 手湯・足湯 |
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ここはキャンプ場もあり、夏休みの時期は特に、駐車場だけでなく路駐の車でびっしり混みあう場所です。しかし、秋から冬にかけてはツアーバスが定期的に停まる以外は訪れる人も少なく、比較的のんびり過ごすことができます。
駐車場から見て右側にあるのが、「砂湯レストハウス レタラチップ」。売店とレストランがあります。立ち寄り時にはちょうど各テーブルに団体客用の鍋料理がセットされていました。
そのテーブル席の間に温泉があります。
飲める温泉ということで、飲泉用の升が置いてあります。そして、お湯の中には卵や飲料がびっしり。販売もしています。
価格表の下に温泉分析書が掲示されており、その平成17年7月の分析書によると、こちらの温泉(160-077)は源泉名記載なし。
泉温59.2℃、湧出量※(動力揚湯)。
pH6.6、蒸発残留物1.083g/kg、成分総計1.732g/kg。
泉質は重曹泉です。
飲んでみるとほとんど無味無臭。
全く癖のない飲みやすいお湯でした。
お店の外には足湯の湯船があります。
外気温の低さと雪があるので、この時期に足湯するのはちょっとした覚悟が要りますね。
屈斜路湖はまだほとんど結氷していませんが、湖を囲む山々と白鳥の群れを見ながらの足湯を楽しめます…が、さすがに利用客はいませんでした^^;
この周辺の水際ではあちこちで湯気が上がっており、そういうエリアに白鳥たちも集まっています。
同じタイミングで本州からのツアーバスが3台来ていましたが、観光客の方も楽しんでおられるようでした。
さて、こちらは砂湯にあるもう1軒のお店、小池商店。
こちらはお店の前に「飲める温泉」という目立つ看板があります。
「お湯かけ観音」が鎮座しており、温泉はこの観音像の横からポンプアップされているようでした。
湯口の所に柄杓があり、観光客が時々お湯をかけていましたが、こちらも飲める温泉ですので、しっかり一口いただいてきました。
はっきりとしたアブラ臭を感じる、温泉らしいお湯です。
お湯については58℃の重曹泉と記載されています。
2008年に立ち寄った時にはここにも分析書が掲載されていて写真を撮りましたが、今回は掲示されていませんでした。
手元の記録によるとその分析書では、源泉名「小池の湯」。
泉温61.0℃、湧出量は毎分20リットル(動力揚湯)。
pH6.4、成分総計1.914g/kg
泉質は重曹泉です。
一応写真を探してみましたが、前のパソコンの壊れたHDDの中だったようで見つかりませんでした。
手元のデータを見るとこちらの温泉(160-078)は掘削深度1mのボーリング泉で、泉温54.0℃、湧出量は毎分20リットル。
pH6.6、溶存成分計1.143g/kg。
泉質は重曹泉となっています。
こちらにも足湯がありますが、向かい側の足湯より熱めのお湯でした。そしてやはり誰も利用していませんでした^^;
どちらのお店でも、飲泉・足湯ともに無料で利用できます。
飲泉だけなのが少し残念でした^^;
砂を掘れば温泉が出てくる場所で、夏場に来ると掘った跡だらけなのですが、冬の時期は砂を掘る人もなく、白鳥の鳴き声を聞きながらのんびり湖が見られる場所となっています。
晴れた日の冬の屈斜路湖は綺麗ですね。
屈斜路湖畔の温泉巡りの道中で、実は砂湯には毎年のように立ち寄っています。2012年の秋には、ここで夕暮れの屈斜路湖を見てから帰りました。
この時も片手で数えられるくらいしか人がいませんでした^^;
秋は秋で、鳴かない大きな白鳥が湖畔にいます。
湖で見る夕暮れもなかなか良いものでした。
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プロフィール
HN:
のん
性別:
男性
職業:
温泉愛好家&温泉ライター。温泉資格:温泉入浴指導員・温泉健康指導士・温泉ソムリエマスター・温泉観光士・温シェルジェ・温泉観光実践士・温泉観光管理士・高齢者入浴アドバイザー。
趣味:
湯。翼。
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