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小さなオープンカーで北海道の温泉を巡る、道産子の入湯記録。
藤花温泉ホテル
- 2014/01/20 (Mon)
- 温泉紹介-釧路 |
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実は昨年一度伺ったものの清掃日で入浴できず、今年再び立ち寄ってお湯をお借りしました。
フロントで湯銭を払い、脱衣場へ向かいます。
脱衣場の入口です。細長くコンパクトな脱衣場を抜け、早速浴室へ入りました。
脱衣場から階段を数段降りると浴室があります。
入ってすぐと奥に洗い場がありますが、内湯のみの構成で浴室もこぢんまりとしていました。
手前にある湯船があつ湯の湯船です。あつ湯と言っても温度は40.3℃で、ぬるめの設定となっています。
6-7人ほど入れる大きさがあり、手すりの外側は奥の洗い場に行くための通路代わりとなっていました。
お湯はこの岩肌を流れ落ちて湯船に注がれており、湯口の温度は47.1℃。脱衣場にも掲示されていますが、源泉温度は約40℃で加温して使用されています。
あつ湯のお湯は、オーバーフローして隣の湯船へと注がれています。こちらの湯船はさらにぬるく、湯船の中で37.3℃。湯船の隅に湯口がありますが、そこからはお湯が出ていませんでした。
脱衣場に掲示されている平成22年1月の分析書によりますと、こちらの温泉(223-001)は源泉名「一心堂温泉」。
泉温40.2℃、湧出量記載なし(動力揚湯)。
pH8.9、蒸発残留物0.327g/kg、成分総計0.446g/kg。
泉質はアルカリ性単純温泉です。
このお湯を加温してかけ流しで使用しています。
主成分は重曹で、コーヒーのような色をしており、湯船の底が見えないくらいの濃さのモール温泉です。指通りが柔らかく、はっきりと分かるヌルツル感がありました。
ご一緒した方と雑談しながら2つの湯船を行き来していましたが、短い時間のうちにたいへん汗をかきました。ぬるめで長湯向きではありますが、よく効くお湯だった思います。
源泉名となっている「一心堂温泉公衆浴場(ファミリーランド)」は既に廃業していますが、そのお湯をこちらで頂くことができ、さらに浴感も良くて十分に楽しむことができました。
入浴料は450円です。
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プロフィール
HN:
のん
性別:
男性
職業:
温泉愛好家&温泉ライター。温泉資格:温泉入浴指導員・温泉健康指導士・温泉ソムリエマスター・温泉観光士・温シェルジェ・温泉観光実践士・温泉観光管理士・高齢者入浴アドバイザー。
趣味:
湯。翼。
自己紹介:
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この記事へのコメント
無題
コーヒー色の濃い~モール泉ですね♪
ぬるめでヌルツルで大好きな感じです✩
さすが標茶、
まだまだ穴場があるのですね!
ここは行かねば~♪
教えて頂き、有難うございました✩
Re:無題
こんにちは〜^_^
こちらの温泉、街中にあってあまり目立たないんですが、テレーノや富士温泉よりもぬるめで気持ちよかったです…最近はぬるめのお湯が好みなので、余計気に入りました(笑)
ご存じだとは思いますが、ヌルヌル感の元になる重曹とアルカリ性の液性、柔らかさやしっとり感の元になるメタ珪酸、ツルツル感の元になる炭酸イオンがここの源泉にはうまく含まれています。
テレーノのアワアワのモール温泉などもかなり魅力的ですが、ここのお湯の静かに主張してる感じも良かったです(笑)