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小さなオープンカーで北海道の温泉を巡る、道産子の入湯記録。
ケアサポートまつやま
- 2014/01/12 (Sun)
- 温泉紹介-釧路 |
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北海道弟子屈町。
川湯温泉の1軒で、旧「川湯温泉パストラルホテル」の施設をそのまま使った福祉施設(高齢者向住宅)です。福祉施設ゆえ大浴場は介護入浴などに使用されていますが、使用していない時間に一般の日帰り入浴も受け付けています。
こちらが一般でも利用できることは、てしかがエコリストバンドの使用可能施設一覧で知りましたが、伺った際にちょうど介護入浴中の時間のため利用できなかったりして、今回やっとお邪魔することができました。
受付で入浴したい旨をスタッフの方に伝え、湯銭を払って脱衣場まで案内していただきました。
私はホテル時代に立ち寄ったことはありませんが、ハード面ではホテル時代とほとんど変わっていないのではないかと思う雰囲気です。ホテル名が入ったスリッパもそのまま使用されていて、ちょっと不思議な感覚でした。
こちらが大浴場の入口です。「時間制限はありませんので、ごゆっくり」と言っていただき、早速脱衣場へ入りました。
誰もいない脱衣場です。
こちらが浴室です。露天風呂はなく内湯のみですが、いろいろな浴槽が見えています。
手前にあったのは歩行湯。
お湯は抜かれていましたが、温泉は使っていないようです。
その奥には深めの圧注湯。こちらも真湯です。
隣の泡風呂?にはお湯が入っていません。
かけ湯だったと思われるこの小さなスペースも空です。
この2つ並んだ湯船が、温泉を使用している湯船です。
こちらがメインの湯船。
10人以上入れそうな大きさで、湯口で55.1℃、湯船の中で42.1℃あります。青く見えるのはタイルが青いからで、お湯の色はほぼ無色透明でした。
そして隣に寝湯があります。
こちらは湯船の中で41.3℃でした。
脱衣場に掲示されている平成13年1月の分析書によりますと、こちらの温泉は源泉名「川湯温泉(パストラルホテル)」。
泉温48.7℃、湧出量は毎分55リットル(動力揚湯)。
pH1.7、蒸発残留物3.390g/kg、成分総計3.663g/kg。
泉質は含硫化水素-食塩-酸性緑ばん泉です。
保健所確認シールは「該当なし」。
2つの湯船で、そのままかけ流しで使用しています。
川湯らしい香りと柔らかくキュキュッとした肌触りのお湯で、保温効果もあって汗が出ますが、予想以上に身体にはきつくなく、湯上りもさっぱりしていて優しい印象のお湯でした。
この直前に川湯温泉の別のお湯に浸かっていましたが、そちらの方が成分が濃かったため相対的に「きつくない」と感じたのかもしれません。
施設の性質上他の日帰り入浴客に会う可能性もほとんどなく、ゆっくり浸かることもできたのですが、本来の利用者の方の予定があるかもしれないので、早めにあがりました。
印象的だったのは、ホテル時代から歩行湯や圧注湯などを備える保養施設的な造りだった浴室を、福祉施設になってもそのまま利用できていることです。還元系の温泉の効果も含め、利用者の健康維持に役立つであろう使い方だと感じました。
入浴料は700円。
てしかがエコリストバンド提示で半額になります。
日帰り入浴希望の場合は、事前に電話などで確認するとスムーズかと思います。
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プロフィール
HN:
のん
性別:
男性
職業:
温泉愛好家&温泉ライター。温泉資格:温泉入浴指導員・温泉健康指導士・温泉ソムリエマスター・温泉観光士・温シェルジェ・温泉観光実践士・温泉観光管理士・高齢者入浴アドバイザー。
趣味:
湯。翼。
自己紹介:
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