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小さなオープンカーで北海道の温泉を巡る、道産子の入湯記録。
旅館志賀
- 2013/09/05 (Thu)
- 温泉紹介-根室 |
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この日は少し車から出るだけでびしょ濡れになるほどの雨。
日帰り入浴できる場所を探していると丁度開店準備をしていたので、立ち寄り可能かお聞きして、お邪魔しました。
休憩室で少し待つようにと言われたので1人足を伸ばしていると、(詳しくはお聞きしませんでしたが)先約があったようで、後から来られた2人組が先に浴室に入って行きます。
そこへ宿の方が来られて、(男湯に先に2人入ったので)、「1時間後に来るっていう(女性の)お客さんがいるけれど、それまでなら女湯を使っても良いですよ。その後で(男湯に)入ってもいいですし」と言っていただきました。
心遣いに感謝しつつ、お言葉に甘えてまず女湯へ。
こちらが脱衣場です。
湯殿には内湯が1つ。3-4人入れるくらいの大きさです。
青く見える濁り湯で、湯船の中で42.3℃ありました。
湯口には布がかかっています。湯口の温度は約63℃。
温度が高いので、湯量はかなり絞り気味です。
使い込まれた浴室でひときわ目を引くのがこのタイル絵。
タイル絵は女湯側にしかありませんでした。
さて・・40分ほど女湯をお借りしたところで、男湯へ移動しました。ちょうど先に入っていた2人があがるところで、入れ替わりで入る形に。男湯の方も貸切状態でいただきました。
なぜかこちらは湯気で曇っています^^;
こちらが男湯の湯殿で、やはり内湯1つのみ。
湯船は女湯より少し大きく、4-5人入れるくらいでしょうか。
あがった後に宿の方にお礼を言うと、「女湯の方がちょっと深かったでしょ?」と言われたのですが、そう言われると深かったような…あまり気にしていませんでした^^;
女湯と同じように、男湯の湯口にも布がかけてあります。
湯口の温度は約64℃。湯船の中で41.9℃です。男女の浴室で、温度の差はほとんどありませんでした。
先客がいたためか、こちらの方が少し白濁していました。
掲示されている平成22年10月の分析書によりますと、こちらの温泉は源泉名「羅臼温泉(1号井、4号井、5号井の混合)。
泉温68.2℃、湧出量※(蒸気造成泉)。
pH7.0、蒸発残留物1.652g/kg、成分総計1.854g/kg。
泉質は含食塩-硫黄泉。
加水用の蛇口がありますが、加温なし・循環ろ過なし・殺菌なしで、かけ流しで使用しています。
硫化水素臭が非常に心地よく、とても柔らかいお湯でした。
こちらも高島屋旅館と同様に学校を経由して来る温泉で分析書も全く一緒なのですが、2軒でお湯の色や香りの強さに差があったのも印象的でした。
偶然ではありますが、いっぺんに男女両方の湯殿に浸かる事ができて、たいへんラッキーな立ち寄りでした^^;
入浴料は400円です。
余談ですが・・帰り際に玄関で、あれっ?と…(笑)
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プロフィール
HN:
のん
性別:
男性
職業:
温泉愛好家&温泉ライター。温泉資格:温泉入浴指導員・温泉健康指導士・温泉ソムリエマスター・温泉観光士・温シェルジェ・温泉観光実践士・温泉観光管理士・高齢者入浴アドバイザー。
趣味:
湯。翼。
自己紹介:
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この記事へのコメント
無題
羅臼はこちらと、高島屋旅館が気になっていましたが、やっぱりこれはシブい昭和宿ですね!
いつかは・・・と思いつつ、やっぱり羅臼は遠いですね。のんさんにとっては羅臼も日帰り圏内かも知れませんが(笑顔)
Re:無題
こんにちは〜♪
羅臼のこの通り沿いの2軒、私もずっと気になっている宿でした。お湯は共通ですが、それぞれに味のある使い込まれた湯殿で印象的でした。
志賀さんの方は素泊まりのみなので旅人が、高島屋さんは工事関係者がメインのお客さんなのかな、と予想しておりますが、真相はいかに…
そこはいっちさんのレポートを楽しみにお待ちしております(笑)
さすがに札幌から羅臼は遠すぎて、日帰りでは難しいですね…この時は斜里の安宿に宿泊して走り回っていました(^_^;)