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小さなオープンカーで北海道の温泉を巡る、道産子の入湯記録。

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高島屋旅館

外観

北海道羅臼町。
少し前になりますが、日帰りで立ち寄りました。
昔ながらの民宿という雰囲気で以前から気になっていましたが、時間の都合などもありやっとお邪魔することができました。

湯銭を払い、早速脱衣場へ向かいます。
階段を降りる
外観だけでなく、館内も昭和の雰囲気。
この先が脱衣場ですが、入る前から楽しくなってくるような・・そんな感じでした。

脱衣場
それほど広くない脱衣場は木製の棚にカゴのシンプルなもの。

湯船
こちらが湯船。レトロなタイル張りで、3-4人でいっぱいになりそうな小さな湯船一つの湯殿です。
かなり使い込まれていますが、外からの光がよく入って明るく、私にとっては心安らぐ浴室でした。
そこへ静かにお湯が流れています。

掲示されている平成22年10月の分析書によりますと、こちらの温泉は源泉名「羅臼温泉(1号井、4号井、5号井の混合)。
泉温68.2℃、湧出量※(蒸気造成泉)。
pH7.0、蒸発残留物1.652g/kg、成分総計1.854g/kg。
泉質は含食塩-硫黄泉。
このお湯をかけ流しで使用しています。
湯船では約42.5℃。湯の花が泳ぎ、少しだけ青白く濁り、ほのかに硫化水素臭を感じるお湯です。

他の方の写真を見るとお湯の色が透明のことが多いですが、この日は先客がいたために少し酸化が進んだのかもしれません。
それでも柔らかく染みるようなお湯で、身体もよく温まりました。

湯口
湯船に浸かりながら地元の方とご一緒していろいろな話をしましたが、この温泉はこの宿(と、すぐ近くの旅館志賀)に来る手前で学校の暖房などに使用されており、暖房の必要がない時期はお湯が熱めになるとのことです。

会話を楽しんだ後、最後は貸切状態でお湯を楽しみました。
昭和そのままの館内の雰囲気とこの良い湯で、心地よい印象が残る立ち寄りとなりました。

入浴料は400円です。
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プロフィール

HN:
のん
性別:
男性
職業:
温泉愛好家&温泉ライター。温泉資格:温泉入浴指導員・温泉健康指導士・温泉ソムリエマスター・温泉観光士・温シェルジェ・温泉観光実践士・温泉観光管理士・高齢者入浴アドバイザー。
趣味:
湯。翼。
自己紹介:
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