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小さなオープンカーで北海道の温泉を巡る、道産子の入湯記録。
野付温泉 浜の湯
- 2012/12/22 (Sat)
- 温泉紹介-根室 |
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湯銭を払い、早速脱衣場へ入ります。まだ早い時間だったためか、他には誰もおらず脱衣場もがらんとしていました。
シンプルで使い込まれた雰囲気の脱衣場です。
なぜか磯の香りを感じながら、早速浴室へ。
奥行きのある、広い浴室です。
昔ながらの公衆浴場の佇まいにホッとしますね。
浴室中央にイスなどが整然と積んであるのが印象的でした。
こちらでは、高温の源泉と低温の源泉を所有しています。
内湯はその2本を組み合わせて温度を調整し、すべての湯船でかけ流しで使っているそうです。
一番手前にあるこの湯船は約39度。
4-5人入れそうな大きさです。
一部が浅くなっている奥の湯船は約43度。
7-8人は入れそうな大きさで、浅い部分は寝湯でも使えそう。
湯口と、湯船の底にお湯の色がしっかり付いているのが印象的。
緑茶のような色をしています。
こちらが洗い場です。
シャワーがある洗い場と、そうでないものが混ざっています。カランのお湯は高温の方の源泉を使用しています。高温の源泉だけに触れられるのは、このカランからのみかもしれません。
さて、浴室の奥のドアを開けると露天風呂なのですが…
ドアが閉まっているにもかかわらず、外からお湯がどんどん中に入ってきます。その量がすごくて、とても驚いてしまいました。
浴室の排水溝は、オーバーフローしたお湯で常に渦を巻いたような状態になっています。このかけ流しの量に感心。
これだけでも贅沢なお湯の使い方だなぁと思いますね。
さて、こちらが露天風呂です。内湯と同じように小さめのぬる湯+大き目のあつ湯の2つの湯船。
冷たい空っ風が吹く日だったため、ほとんど写真手前のあつ湯の方に浸かっていましたが、湯船は内湯より大きいですし、四方を囲まれていても開放感は十分。
この日はここで5軒目で既に湯あたり気味でしたが、それも忘れるくらい気持ちよく入っていました。
ぬる湯の方は低い温度の方の源泉のみを使用し、約29℃。あつ湯は2つの源泉のミックスで、約43℃ありました。
掲示されている平成21年9月の分析書によれば、温度が低い方(163-013)が源泉名「1号泉」。
泉温28.8℃、湧出量毎分140リットル(自噴)。
pH9.4、蒸発残留物0.254g/kg、成分総計0.277g/kg。
泉質はアルカリ性単純温泉です。
主な成分は重曹で、黄色っぽい色です。
弱い硫黄の香りを含むアブラ臭のお湯。
温度が高い方(163-012)は天然ガス付随の源泉名「2号泉」。
泉温55.3℃、湧出量記載なし(自噴)。
pH7.5、蒸発残留物10.10g/kg、成分総計10.50g/kg。
泉質は食塩温泉です。
1号泉に比べると色はかなり薄め。
柔らかくしっとりしたお湯で、非常に汗をかく良い湯でした。
露天風呂の浅い部分でのんびり寝湯している時間が一番長く、貸切状態でたっぷり楽しませていただきました。
入浴料は420円です。
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プロフィール
HN:
のん
性別:
男性
職業:
温泉愛好家&温泉ライター。温泉資格:温泉入浴指導員・温泉健康指導士・温泉ソムリエマスター・温泉観光士・温シェルジェ・温泉観光実践士・温泉観光管理士・高齢者入浴アドバイザー。
趣味:
湯。翼。
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