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小さなオープンカーで北海道の温泉を巡る、道産子の入湯記録。
協和温泉
フロントで湯銭を払い、浴室へ向かいます。
男女並んだ昔懐かしい入り口。
ただ、脱衣の際は注意が必要ですw
ここの特徴といえば、まずはこの浴室の真ん中にある8角形の洗い場でしょう。
訪問時に実際に使っている人はいませんでしたが、誰もいない浴室にあるこのカラン、存在感がありました。
さて、こちらが浴室です。
寝湯や一部泡風呂になっている大きな浴槽あり。
写真には映っていませんが、この写真の左手前にもぬるい上がり湯と水風呂の浴槽があります。
それらもすべて真湯の浴槽です。
温泉を使用しているのは、一番端にあるこの小さな湯船のみ。
湯船の中では茶色く濁ったお湯。
大きさは1人用と言ってよいでしょう。
このピンクのホースが湯口です。
源泉が湧出量の少ない冷泉の為、常に流れる冷泉をお湯で割っている形になっています。
コップが備え付けてあり、ここは飲泉も可能。
飲むとまさにシュワシュワピリピリの炭酸水。
お湯で割ってありますが、源泉がそのまま湯船にも注がれているため湯口付近では体に泡つきもあります。
上がった後しっとりするお湯でした。
掲示されている平成20年12月の分析書によれば、こちらの温泉は2本の源泉の混合泉で、源泉名「協和温泉(長寿湯・協和湯の混合)」。
泉温12.6℃、湧出量記載なし。
pH5.6、蒸発残留物0.583g/kg、成分総計2.634g/kg。
成分は単純二酸化炭素冷鉱泉です。
なお、以前に立寄った時はここの源泉は1本のみ(長寿湯)で、泉温9.3℃、成分総計2.629g/kgの単純二酸化炭素冷鉱泉です。
これが当時の写真。
単純に比べられませんが、今よりも濁っていないのは確認できると思います。
壁に掲示されているものから探れば、もう1本の源泉(協和湯)は、泉温8.1℃の含炭酸-土類泉となるでしょう。
(混合した温度が12℃というのが不思議w)
加温・加水は仕方ないですが循環濾過なし・殺菌なしのかけ流しで、量が少ない源泉を、源泉の良さが生きるよう使っているところが好印象です。
途中から貸切状態になり、温泉の湯船でのんびりお湯を楽しませてもらいました。
入浴料は500円です。
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プロフィール
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のん
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男性
職業:
温泉愛好家&温泉ライター。温泉資格:温泉入浴指導員・温泉健康指導士・温泉ソムリエマスター・温泉観光士・温シェルジェ・温泉観光実践士・温泉観光管理士・高齢者入浴アドバイザー。
趣味:
湯。翼。
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