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小さなオープンカーで北海道の温泉を巡る、道産子の入湯記録。
アヨロ温泉
湯銭を払い脱衣場へ向かうと、途中にガラス張りで源泉井が展示されています。実際にはこの写真のとおり肝心なところは見えませんが、こういう場所があるだけで、温泉を大事にしていることが伝わります。
さて、こちらが様変わりした内湯です。
大きなガラスで光が入り、以前よりも明るく広くなった印象を受けました。湯船は入って右側に集中しています。
手前からジャグジー、寝湯。
以前の施設でも寝湯はキーポイントの湯船でしたが、新しくなっても寝湯があることに安心しました。
そして、その隣に4-5人ほど入れそうなあつ湯の湯船。
その奥には一番大きい「中温湯」の湯船です。
ここは15人くらい入れそうな大きさで、温度は41℃ほどでした。
洗い場には現代的なカランが並びますが、以前と同じようなかけ湯も残されており、これもまた嬉しい配慮です。
ただほとんどの方がかけ湯を使っておらず、寂しくもありました。
内湯に関しては以前の名残も感じつつ、現代的にアレンジされたような印象を受けましたが、最も変わった点は露天風呂が新設された事でしょう。
囲まれ感がありますが、立ち上がると海が見える露天風呂です。定員は4-5名ほど。
お湯はぬるめで約41℃でした。
竜の形の湯口です。
お湯がぬるいため長居でき、しばらくまったりできました。
掲示されている平成22年1月の分析書によると、こちらの温泉は源泉名「アヨロ温泉」。
泉温48.5℃、湧出量記載なし(動力揚湯)。
(※公式HPには毎分130リットルと記載)
pH8.3、蒸発残留物1.467g/kg、成分総計1.579g/kg。
泉質は食塩泉です。
加温・加水・循環・殺菌なし。
黄色がかって見えるお湯で、かけ流しで使われています。
ツルツル感を感じ、よく温まるお湯です。
内湯のみの施設でガツンとくるかけ流しの熱めの湯に浸かり、だらだら汗をかいて楽しむのが以前の施設の良さでしたが、露天にいて以前とは全く違う楽しみ方の施設へと変わった気がしました。
それでも良いお湯を守って下さる事に感謝です。
入浴料は420円です。
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のん
性別:
男性
職業:
温泉愛好家&温泉ライター。温泉資格:温泉入浴指導員・温泉健康指導士・温泉ソムリエマスター・温泉観光士・温シェルジェ・温泉観光実践士・温泉観光管理士・高齢者入浴アドバイザー。
趣味:
湯。翼。
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