忍者ブログ

+ green wing +

小さなオープンカーで北海道の温泉を巡る、道産子の入湯記録。

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

別館 山田温泉

外観

北海道鹿追町。
然別湖畔からさらに上士幌町側にある静かな温泉で、「然別湖畔ホテル福原」の別館という位置づけになっています。
ここは以前は宿泊もできる宿でしたが、昨年より日帰り入浴のみの営業となっており、現在宿泊の受付はしていません。
さらに6月末から10月初めまでの短い営業期間のうち毎日営業しているのは1ヶ月間だけで、他は週末のみの営業。のんびりと入れるチャンスが今までありませんでした。
今年になって初入湯です。

右
フロントで湯銭を払い、中へ進みます。
浴室は右のようですが、まっすぐ奥に休憩室と書かれていたのでまず行ってみました。

休憩室
客室の1室を休憩室として開放しています。
見ると廊下には雨漏りの跡がありますし、綺麗に保たれていますが、建物自体はかなり時代を感じるものでした。

脱衣場入口
浴室は数年前に雪で壊れたため建て直されており、脱衣場から先は大変きれいな状態に保たれています。

浴室
こちらが浴室です。
内湯のみですが、広くて明るい浴室で気持ち良いですね。
カランが並んでいますが、水しか出ませんでした。
湯船は2つあります。

大きい湯船
こちらがメインの大きな湯船です。
12、3人ほど入れそうな大きさで、湯船の温度は約43℃。

湯口
湯船の手前にある湯口からは、ドバドバとお湯が出続けています。湯口のお湯は約45℃ほどでした。

小さい湯船
そして、湯船がもうひとつ。
こちらは定員2-3人ほどの小さな湯船で、非常に浅い造りになっています。お湯の温度も約40℃ほどでぬるく、寝湯するのにちょうど良いものでした。

源泉
源泉は浴室の窓から見え、すぐ近くにあります。

掲示されている平成16年11月の分析書によりますと、こちらの温泉は源泉名「山田温泉」。
泉温44.5℃、湧出量毎分118リットル(自墳)。
pH7.0、ラドン0.126マッヘ単位/kg。
蒸発残留物0.370g/kg、成分総計0.529g/kg。
泉質は単純温泉です。
加温・加水・循環・殺菌いずれもなく、新鮮なお湯をそのまま使っています。
若干のキシキシ感がある無色透明の柔らかいお湯で、湯口でも飲んでも金気臭がしていました。

張り紙
宿泊はしていませんし、施設のメンテナンスもいろいろ大変(今年も3回ポンプが壊れている)だとは思いますが、変わらぬいいお湯に浸かれるこの場所がこれからも残ればいいなと思います。
訪問時は貸切状態で長湯して、たっぷり汗をかいて楽しんできました。

入浴料は550円です。
PR

この記事へのコメント

Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
管理人のみ閲覧できます
 

山田温泉

あー行きたいw
  • from rosemarybubu :
  • 2011/11/01 (22:25) :
  • Edit :
  • Res

Re:山田温泉

>くみさん
来て下さいよ~うちから近いですよ。
ただ、来年も夏まで休業してますが・・^^;
  • from のん :
  • 2011/11/07 (12:08)

この記事へのトラックバック

トラックバックURL

プロフィール

HN:
のん
性別:
男性
職業:
温泉愛好家&温泉ライター。温泉資格:温泉入浴指導員・温泉健康指導士・温泉ソムリエマスター・温泉観光士・温シェルジェ・温泉観光実践士・温泉観光管理士・高齢者入浴アドバイザー。
趣味:
湯。翼。
自己紹介:
+ お知らせ +
※ブログ移転&前PCのHDDクラッシュに伴い、過去の記事の画像がない状態が続いております。随時大きなサイズで画像を記事に戻しておりますので、ご容赦ください。
※当コンテンツの無断転載を禁止いたします。画像を使用する場合は管理人にお申し出下さい。
※コメントは承認制となっております。

ブログ内検索

最新コメント

[04/29 とまチョップ]
[11/24 日本一小さい市]
[10/22 くまごろう]
[06/28 いわ]
[06/24 ぴかリン]

カレンダー

10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

カウンター

Copyright ©  -- + green wing + --  All Rights Reserved

Design by CriCri / Photo by momo111 / powered by NINJA TOOLS / 忍者ブログ / [PR]