+ green wing +

出店も多く、アトラクションも幾つかあり、初めて行きましたが結構楽しく過ごせる祭りでした。
吉本のお笑いライブや写真の花火大会は、1人で行っても十分楽しめました(笑)　ちなみに、写真下に写っているのが耐寒コンテスト参加者用のイグルーです。今年は200人以上参加したとのこと。


さて、ここに来た最大の目的はこれですw
陸別温泉「しばれ湯｣。
以前に紹介しましたが、陸別には温泉は温泉スタンドしかなく、お年寄りの町民への宅配があると聴いた事はありますが、温泉に浸かれる場所は年に1度のここしかありません。
午後6時から入浴受付開始ということでしたが、受付すると「では、午後10時から15分までです」とのこと。
約4時間近く、日本一寒い町で外で過ごしたのでした^^;


さて、時間になり受付で確認して暖簾をくぐります。
時間がなく写真はほとんど撮れませんでしたが、湯船の前を通って奥のプレハブに入り、中で脱衣しました。
この湯を利用するほぼすべての方が実は耐寒コンテスト参加者で、15分ごとに入れ替わりながらここを利用しています。利用料はかかりません。


そして、簡単な分析書も隅に掲示されていました。
以前のスタンドの記事から抜粋すると、こちらの温泉は源泉名「陸別温泉」。
泉温35.9℃、湧出量は毎分250リットル。
pH8.3、蒸発残留物0.874g/kg、成分総計1.087g/kgの含食塩-重曹泉です。

さて、早速プレハブを出て湯船へ。
先ほども書きましたが、ここの利用時間は15分間（服を着る時間は含まない）、そして1度に3人と決められています。
たまたまこの時は私が1番乗りだったのでラッキーでした。

これが、念願の「陸別温泉　しばれ湯」です。
ポリバスの湯船で、大きさは大人3人でピッタリ。
湯船横のアイスキャンドルの間には缶ビールが、また湯船の中には1升瓶が浮かんでいて、いずれも耐寒コンテスト参加者に振る舞われていました。


この横断幕が凛々しいですね。
この湯船は脱衣場のプレハブに隣接しており、プレハブの中にあるタンクから、時々スタッフが源泉をホースで直接注いでいました。湯船には小さなボイラーが取り付けられており、それで加温されています。
汲まれてから数時間しか経っていない源泉を直接定期的に湯船へ注ぎ、小さなボイラーで加温、循環はしていません。
3人入ると少しオーバーフローするくらいの溜め湯で、源泉はまだ生きており、短い時間ながら無色透明でツルツル感のあるお湯を十分楽しむことができました。
お湯がまだ良い状態だったことで、お湯に入ってすぐに一気にテンションが上がりましたw


予想以上に良いお湯と、後から来て一緒に入った2人との楽しい会話で、しばれ湯の入浴はとても楽しい経験になりました。
今後もハードルの高い湯である事は変わらないでしょうけど、この湯は続けて欲しいと思います。

なお、会場内に誰でも利用できる足湯がありますが、そちらは真湯で温泉ではありません。