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小さなオープンカーで北海道の温泉を巡る、道産子の入湯記録。

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南茅部保養センター

南茅部保養センター

旧南茅部町(現函館市)。
「大船上の湯」とも言われます。
この場所には、保養センターと「ひろめ荘」というホテルが建っていますが、姉妹施設です。
緑に囲まれた、静かな温泉でした。
浴室は離れのようになっていて、壁と屋根で囲われているものの、サンダルを履いて階段を下り、温泉棟に入らなければいけません。

浴室に入ると、高い屋根にタイル張りの浴室。
中はだいぶ広かったです。

内湯には二つの湯船がありました。
主浴槽はこのセンター独自のお湯。
白い湯の花がいっぱい舞う、白濁した硫黄泉です。
蛇口から水が出ていたので多少加水されていますが、かけ流しです。
お湯そのものはほとんど味がありませんでした。
そして、建物の中で見るとそれほど感じませんが、この湯船かなり大きいです。20人くらい入れそうな感じです。
それがあまり大きく見えませんでした。広いんですね。

もうひとつの内湯は、無色透明のお湯。
こちらは、隣の「ひろめ荘」から引かれているお湯。
こちらも加水してのかけ流しです。
こっちは円形で、やっぱり10人以上入れそうな広さ。

露天風呂は塀に囲まれてはいるものの、その向こうに緑が見えて静かな、開放感のあるものでした。
お湯は主浴槽と同じ硫黄泉。
露天風呂のほうが白濁しています。もちろんかけ流し。
個人的に硫黄泉に久しぶりに入ったので、かなりツボでした。やっぱりいいですね〜。

露天風呂で、地元のじいちゃんと少し会話。
「どこから来たのかい」と聞かれ、
「札幌から、ここに入りたくて来たんです」と返事。
ちょっと嬉しそうでした。
この場所には昔床が抜けそうな感じの建物があったそうで、そういう温泉の歴史を見てきたのってうらやましいなと思いました。

ちなみに、ここは7/1から休館になります。
建物の改修工事に入るからなのですが、来年の3月いっぱいまで営業しません。
それで行ってきたわけなのですが、いいお湯の温泉で良かったなぁ。
地元のじいちゃんによれば、受付のある建物と、浴室がある建物の床の高さを一緒にするそうです。
けっこう大掛かりな工事ですね。

そんなに古さは感じませんでしたが、やはりタイル張りの浴室には痛みが見られましたし、カランは温泉成分のためか真っ黒に変色しています。
そういう部分も新しくなるでしょうね。
でも、かけ流しのいいお湯だけは変えないでほしいですね。

一日たっても体にお湯の香りが残っていて、かなり嬉しい私です(笑)

入浴料370円


(2006年6月27日の記事の転載です)
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のん
性別:
男性
職業:
温泉愛好家&温泉ライター。温泉資格:温泉入浴指導員・温泉健康指導士・温泉ソムリエマスター・温泉観光士・温シェルジェ・温泉観光実践士・温泉観光管理士・高齢者入浴アドバイザー。
趣味:
湯。翼。
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