忍者ブログ

+ green wing +

小さなオープンカーで北海道の温泉を巡る、道産子の入湯記録。

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

ライラック荘

ライラック荘

北海道札幌市。
定山渓温泉の一軒です。
正確には、「社会福祉法人光華園 老人休養ホーム 札幌市ライラック荘」と言うらしいです(本多政史著 「源泉・かけ流しの湯」参照)。

確かに玄関前の看板に「老人休養ホーム」という言葉があり、たぶん観光客の方であれば、ここが一般の人でも日帰り入浴できるとはあまり思わないかもしれません。
おかげで?定山渓の温泉街にはそれなりに人が歩いているものの、入浴時は日曜日の午後で貸切〜4人くらい。
結構のんびり入っていられます。

浴室に入ると、向かい側はほぼ一面ガラス張り。
外はすぐ山になっているので景色は望めませんが、明るい雰囲気でした。
湯船は内湯が一つのシンプルな作り。
サウナ等もありません。

湯船は3分の1くらいが泡風呂になっていて、残りは普通の湯船。
それほど小さく見えませんが、多分10人も入ればいっぱいになってしまいそうです。

そこに注がれるのは、若干熱めの透明なお湯。
泉質は、分析表によれば「含ヒ素・含ホウ酸・食塩泉」。
あがってもしばらく体が温かく、浴感のあるいいお湯でした。

脱衣所にここのお湯の詳細が書かれたものがありましたが、お湯は毎日換水しており、清掃の後にお湯を湯船に入れるときだけ(熱交換器の性能を超えるため)1-2割の加水、その後は源泉かけ流しだそうです。私が行ったときは時間が遅かったので、ほぼ源泉そのままだったのかもしれません。
お湯は湯船の淵からではなく、湯船の真ん中ほどにある排水溝から流れていきます。

定山渓温泉は食塩泉ですが、その中でもお湯の良さを感じる点では個人的にはかなり上位でした。
定山渓温泉の穴場だと思います。

入浴料は450円。定山渓の中ではリーズナブルです。
たぶん安い方から数えて2番目・・でしょうか。

気持ちよくゆっくり入れた、いい温泉でした〜。
PR

この記事へのコメント

Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
管理人のみ閲覧できます
 

プロフィール

HN:
のん
性別:
男性
職業:
温泉愛好家&温泉ライター。温泉資格:温泉入浴指導員・温泉健康指導士・温泉ソムリエマスター・温泉観光士・温シェルジェ・温泉観光実践士・温泉観光管理士・高齢者入浴アドバイザー。
趣味:
湯。翼。
自己紹介:
+ お知らせ +
※ブログ移転&前PCのHDDクラッシュに伴い、過去の記事の画像がない状態が続いております。随時大きなサイズで画像を記事に戻しておりますので、ご容赦ください。
※当コンテンツの無断転載を禁止いたします。画像を使用する場合は管理人にお申し出下さい。
※コメントは承認制となっております。

ブログ内検索

最新コメント

[04/29 とまチョップ]
[11/24 日本一小さい市]
[10/22 くまごろう]
[06/28 いわ]
[06/24 ぴかリン]

カレンダー

10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

カウンター

Copyright ©  -- + green wing + --  All Rights Reserved

Design by CriCri / Photo by momo111 / powered by NINJA TOOLS / 忍者ブログ / [PR]