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小さなオープンカーで北海道の温泉を巡る、道産子の入湯記録。
根崎湯
- 2009/07/09 (Thu)
- 温泉紹介-渡島 |
- CM(6) |
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中へ入ると、脱衣場は昔ながらの銭湯の造り。
大きな脱衣かごや牛乳があるのが嬉しいですね。
どんな浴室なのか、期待が高まりました。
銭湯だけあって、浴室は内湯一つのシンプルな造りです。
湯船は5,6人くらいは入れるくらいの大きさでした。
こちらが湯口です。お湯は常に出っ放し。
分析表によれば源泉は64度ですが、本当に熱い湯です。
こちらの源泉は向かいにある植物園から配湯されているもので、初めて立ち寄ったときにお聞きした話では、以前は湯船にお湯をためるとお湯の成分が表面にびっしり白い膜を作り、指で文字が書けるくらいだったそうです。
以前ほどではないものの、今でも一番風呂に入る人は、薄い膜がかかっているのが見られるそう。
「それを見て欲しいんだけど、今日は6時前にお客さんがきたのよ」と言っていました。
私が行ったのは7時ころ。残念でした。
ちなみに…初めて立ち寄った時は一人先客がいましたが、全く湯船に入るところを見ませんでした。
ちょっと触れてみると、熱すぎて全然入れません^^;
それでも桶でお湯をすくい、水で薄めてかぶる・・少しずつ水の量を減らしてそれを繰り返し、何とか水を足さなくてもかぶれるようになりました。それでも、湯船は無理そうです。
後から入る地元の人のために水は足しちゃいけないと思い、お湯をかぶったからいいか・・と思いつつあがりました^^;
そのまま女将さんと会話していたのですが、そのうち地元の人が来られ、湯船に入るんだろうかと興味深く観察していると・・・
「なんだ、熱いな〜」
そう言って、水をどばーっと入れ始めました。
その様子を見て、非常に安心して再び浴室へ(笑)
その後もう一度立ち寄った時は既に先客が何人かおり、皆自由に加水して入っていました。
おかげですんなり浸かることができましたが、それでも45-46℃はあり、しかも入っているそばからじわじわと温度が上がってきて、体中ビリビリしていました^^;
掲示されている平成12年10月の分析書によれば、こちらの大浴場の源泉(486-037~041・486-043~045・486-048)は源泉名「湯川温泉(湯川3丁目源泉混合井)」。
泉温64.1℃、湧出量は毎分2560リットル(混合)。
pH6.7、蒸発残留物8.294g/kg、成分総計9.049g/kg。
泉質は含塩化土類-食塩泉です。
無色透明で、香りはほとんど感じませんでした。
加水が必要になりますが、湯口から出るお湯は源泉そのままのかけ流しで、元々熱い&食塩泉のため、とても体が暖まります。
湯あたりに気をつけつつ入れば、体がすっきりと目覚めるような良いお湯で、十分楽しむことができました。
そして、何年か前と全く変わらない姿にも安心。
入浴料は420円です。
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プロフィール
HN:
のん
性別:
男性
職業:
温泉愛好家&温泉ライター。温泉資格:温泉入浴指導員・温泉健康指導士・温泉ソムリエマスター・温泉観光士・温シェルジェ・温泉観光実践士・温泉観光管理士・高齢者入浴アドバイザー。
趣味:
湯。翼。
自己紹介:
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この記事へのコメント
無題
ここの温泉、すごく熱いですよね。
浴室にいるだけでも温まる感じでした。笑
水でうすめると、地元の人に怒られそうな気がして、足湯ぐらいしかできませんでした…。
さて、こちらのリンクにもあります「じゅん☆ブログ」ですが、昨日ぐらいから見られないようなのですが、何かご存知ありますでしょうか…。
(直接関係のないコメントですみません)
無題
はじめまして〜。
函館(湯の川)は熱いお湯が多いですよね。
自分の熱さの限界を知るにはちょうどいいんですが(笑)
地元じゃないと加水するのも気が引けますね…。
で、じゅん☆ブログですが、どうしたんでしょうね。
詳しいことは分かりませんが、私も気になってます^^;
無題
じゅんさんのところ、再開されたようです。
ほっとしました…。
さて、こちらは根崎湯さんっていうんですね〜。ずっと「柿崎湯」さんだと思っていました。
無題
kaeruさんもごめんなさい
ある事件をきっかけに2〜3日勉強していましたが
ようやく再開の運びとなりました〜
いつか裏話で紹介しようかなと思います♪
根崎湯は1年前に訪問したのですが
ひっきり無しにお客さんが来ていて
写真撮影できませんでした・・・
今年もまた函館旅行を予定しているので
リベンジできたらイイなぁと思っています
日乃出湯の主浴槽も強烈だったなぁ〜(笑)
無題
無事再開されましたね〜
ひと安心ですね^^
「柿崎湯」と「根崎湯」、確かにぱっと見似ていますね(笑)
無題
おはようございます〜
単にブログが見られないだけならそんなに心配しなかったのですが(笑)、何だかゴタゴタしていそうなので気になりました^^;
メールしようかな・・と思ったのですが、アドレスを知らないことに初めて気が付きました(苦笑)
じゅんさん、今年も函館旅行ですか〜
函館の温泉銭湯はどこも混んでいて撮影が難しいですよね^^;
粘りたくてもお湯が熱くて体が持ちませんし(笑)