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小さなオープンカーで北海道の温泉を巡る、道産子の入湯記録。

黄金湯温泉旅館

外観

北海道札幌市。小金湯温泉の一軒です。
「こがねゆ」という温泉地名は、この旅館に由来するそうです。
明治初期から続くこの温泉宿も2007年5月いっぱいで閉館すると聞き、その直前に行ってきました。
ここは過去にも立ち寄っており、今回で2回目。
前回訪問したのはもう3年以上前でしたが、その時もお風呂は混んでいて、廃業する日が来るとは思ってもみませんでした。

客室
建物の外観は古くても、中はこの通り。
こんな客室の写真を見ると、とても味がある宿に見えます。
途中の廊下には、時代を感じる昔の黄金湯の写真が多数。
思わず立ち止まって見てしまいました。

廊下
浴室までの廊下も、歴史を感じるものです。
ただ、やはり浴室や休憩室は古さを感じました。
電源の入っていないスペースインベーダーが置いてあったりして・・・

主浴槽
こちらが男湯の主浴槽です。
10人以上は入れそうな円形の湯船で、カエルの湯口からお湯が注がれています。
お湯の香りはほとんどありません。
湯船の中は少しぬるぬるしていました。

小さな浴槽
こちらがジェットバス。
2-3人入れば十分でしょう。
お湯に関しては主浴槽と大差ありません。

掲示されていた平成15年9月の分析書によると、不思議なことに源泉名・泉温・湧出量などの表示は割愛されており、それ以降の部分が公開になっています。
pH8.35、蒸発残留物0.628g/kg、成分総計0.764g/kg。
泉質は単純硫黄泉です。

二つの浴槽はいずれも加温・循環ろ過・塩素殺菌あり。
塩素臭は全くと言っていいほど感じませんでしたが、入っていると私の肌センサーが反応(笑)
そしてシャワー、カランのお湯も温泉でした。
実はこれが一番温泉らしかったりして(笑)
硫黄の香りが十分にあり、ツルツル感がありました。
結局、このカランのお湯を随分浴びて帰ってきました^^;

ちなみに、あと数日で廃業と聞いて訪ねたのですが
次の運命は決まっていました
着いていきなり「2008年1月 装い新たに誕生します」という看板が目に入りました。
この宿は別の方の手に渡ったそうですが、どうやらこの建物をすべて壊して、その上に新たに施設を作るとのこと。
実際この後、全く趣の異なる温泉施設ができました。

張り紙
玄関にあった張り紙からも歴史を感じることができますが・・・その歴史が途絶えた後の話をしている館主の方が寂しそうに見えました。
代々この宿を守ってきた方々にとっては辛い選択だったかもしれません。でも、これも時代の流れで仕方ないのかな・・と思ったり。

日帰り入浴は450円でした。
黄金湯を守ってきた皆様、お疲れ様でした。

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趣味:
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