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小さなオープンカーで北海道の温泉を巡る、道産子の入湯記録。

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函館市恵山福祉センター

外観

北海道函館市(旧恵山町)。
恵山温泉旅館より少し海側にある日帰り温泉です。
実は同じ建物でも「函館市恵山市民センター」とのダブルネームで中には図書室などもあり、小さいけど確かに市民センターっぽい建物でした。
ここが温泉施設なのは知っていましたが全く前情報なく、どんな施設なのか知らないまま立ち寄りました。湯銭を払って脱衣所から浴室に入ると、広々とした浴室に驚きます。
湯船
入って正面にあるメインの湯船です。
かなり大きく、15人以上は軽く入れそうでした。
温度は湯船の中で45℃ほど。
お湯は黄褐色の濁り湯で、かなり良さそうですが・・
熱めだからか入浴客はほとんど入っていませんでした。

ぬる湯部分
こちらが、みんなが入っていたぬる湯の湯船です。
見えにくいですが、独立した湯船ではなく、メインの湯船の隅を三角に仕切ったような形になっています。
こちらには加水用の蛇口がありました。

ちなみに、写真奥には人魚がいらっしゃいます。
人魚
足元に湯口らしきものがありますが、そこからは何も出ず、壁から出ているパイプからドバドバお湯が流れていました。
湯口や湯船の周りもしっかり変色しています。
壁にあるタイル絵も大きくて印象深かったです。

ここには分析書別表の掲示しかありませんが、手元の資料(487-015)と合わせると、源泉名「恵山町温泉(恵山町6号井)」。
泉温54.1℃、湧出量毎分610リットル。
pH6.7、ガス成分を除く溶存成分計23.10g/kg。
泉質は強食塩泉です。
このお湯をそのままかけ流しで使っています。

なめるとかなり塩辛く、金気臭がするお湯です。
短時間の入浴でしたが、あがった後でもボタボタと汗が出て止まりませんでした。
近くの温泉とはまた違うお湯で興味深かったです。

入浴料は300円です。
お得感が十分な、いいお湯でした。
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男性
職業:
温泉愛好家&温泉ライター。温泉資格:温泉入浴指導員・温泉健康指導士・温泉ソムリエマスター・温泉観光士・温シェルジェ・温泉観光実践士・温泉観光管理士・高齢者入浴アドバイザー。
趣味:
湯。翼。
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