+ green wing +
小さなオープンカーで北海道の温泉を巡る、道産子の入湯記録。
山渓閣温泉ホテル
- 2007/07/02 (Mon)
- 廃業・休業温泉 |
- CM(2) |
- Edit |
- ▲Top
北海道本別町。
本別公園の一角にある温泉宿です。
数日前に、勝毎に8月いっぱいで廃業との記事が載ったこの温泉。
急遽予定を変更して行ってみました。
実は、然別湖まで行っていた私。
その途中で、帯広に住む温泉好きの友人から山渓閣のことを聞きました。
もともと山田温泉に入る予定で駐車場まで行ったのですが・・
その後の予定を考えて変更。
本別の温泉には入ったことがないこともあり、行くことにしました。
静かな環境の中にあるこの温泉宿。
訪問時、客は私たちだけで貸切状態でした。
女将さんに入浴料を払い、脱衣所へ。
脱衣所には張り紙があり、大きく「源泉100%です」と書いてあったので期待したのですが、その下に「冷泉につき・・加温しております」「浴槽内循環ろ過を実施しております」と書かれていました。
・・紛らわしいんですけど^^;
脱衣かごと棚だけのシンプルな脱衣所を抜けると、時代を感じる浴室が待っていました。
タイル張りの床と壁。
そして、10人ほど入れそうな大きめの湯船です。
緑っぽく見える、薄く濁ったお湯が注がれています。
何とも表現しにくい、苦い薬のような臭いがしていました。
(何の臭いなのか分かりませんが・・)
表示の通り、オーバーフローはなし。
湯船の中に幾つか穴がありましたが、お湯の吸い込み口は確認できず。
湯船の湯口のパイプがカランのお湯のパイプと繋がっている(加温したままのお湯を使っているはず)ということと、湯口の他に湯船の中の穴からお湯が出ているような箇所があったので、確かに循環ではありますが、新湯も少しずつ投入されているタイプです。
分析書によると、こちらのお湯は泉温17.0℃、pH7.8の含ホウ酸-食塩泉。
2本の源泉の混合泉で、湧出量は80リットル/分(いずれも自噴)。
成分総計は6.226g/kgです。
湯船の中の温度は約43-44℃ほどでした。
循環の表示を最初に見たのであまり期待していませんでしたが、食塩泉らしい部分はしっかり感じられて、そのうちどんどん汗が。。
あがってからもじんわり効くお湯でした。
意外とお湯の力が感じられて良かったと思います。
帰るときにこちらの女将さんと少しだけお話しました。
設備が老朽化し騙し騙し使っているような状態で、高齢になった今さらにその設備にお金をかけるのは難しいということ、河川敷地内なので外観の工事も難しいこと、近くにあるキャンプ場に来た方が入りに来るので8月いっぱいという期限にしたことなどを話してくださいました。
話のところどころから、本当は仕方なく廃業を決めたこと、本当はもっと続けたいという気持ちがあることが伝わってきました。
入浴料は400円。
8月いっぱいの営業です。
その途中で、帯広に住む温泉好きの友人から山渓閣のことを聞きました。
もともと山田温泉に入る予定で駐車場まで行ったのですが・・
その後の予定を考えて変更。
本別の温泉には入ったことがないこともあり、行くことにしました。
静かな環境の中にあるこの温泉宿。
訪問時、客は私たちだけで貸切状態でした。
女将さんに入浴料を払い、脱衣所へ。
脱衣所には張り紙があり、大きく「源泉100%です」と書いてあったので期待したのですが、その下に「冷泉につき・・加温しております」「浴槽内循環ろ過を実施しております」と書かれていました。
・・紛らわしいんですけど^^;
脱衣かごと棚だけのシンプルな脱衣所を抜けると、時代を感じる浴室が待っていました。
タイル張りの床と壁。
そして、10人ほど入れそうな大きめの湯船です。
緑っぽく見える、薄く濁ったお湯が注がれています。
何とも表現しにくい、苦い薬のような臭いがしていました。
(何の臭いなのか分かりませんが・・)
表示の通り、オーバーフローはなし。
湯船の中に幾つか穴がありましたが、お湯の吸い込み口は確認できず。
湯船の湯口のパイプがカランのお湯のパイプと繋がっている(加温したままのお湯を使っているはず)ということと、湯口の他に湯船の中の穴からお湯が出ているような箇所があったので、確かに循環ではありますが、新湯も少しずつ投入されているタイプです。
分析書によると、こちらのお湯は泉温17.0℃、pH7.8の含ホウ酸-食塩泉。
2本の源泉の混合泉で、湧出量は80リットル/分(いずれも自噴)。
成分総計は6.226g/kgです。
湯船の中の温度は約43-44℃ほどでした。
循環の表示を最初に見たのであまり期待していませんでしたが、食塩泉らしい部分はしっかり感じられて、そのうちどんどん汗が。。
あがってからもじんわり効くお湯でした。
意外とお湯の力が感じられて良かったと思います。
帰るときにこちらの女将さんと少しだけお話しました。
設備が老朽化し騙し騙し使っているような状態で、高齢になった今さらにその設備にお金をかけるのは難しいということ、河川敷地内なので外観の工事も難しいこと、近くにあるキャンプ場に来た方が入りに来るので8月いっぱいという期限にしたことなどを話してくださいました。
話のところどころから、本当は仕方なく廃業を決めたこと、本当はもっと続けたいという気持ちがあることが伝わってきました。
入浴料は400円。
8月いっぱいの営業です。
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プロフィール
HN:
のん
性別:
男性
職業:
温泉愛好家&温泉ライター。温泉資格:温泉入浴指導員・温泉健康指導士・温泉ソムリエマスター・温泉観光士・温シェルジェ・温泉観光実践士・温泉観光管理士・高齢者入浴アドバイザー。
趣味:
湯。翼。
自己紹介:
+ お知らせ +
※ブログ移転&前PCのHDDクラッシュに伴い、過去の記事の画像がない状態が続いております。随時大きなサイズで画像を記事に戻しておりますので、ご容赦ください。
※当コンテンツの無断転載を禁止いたします。画像を使用する場合は管理人にお申し出下さい。
※コメントは承認制となっております。
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この記事へのコメント
無題
会長も数年前に寄った事が有り、昨日は休みだったので寄ってみました。(^^)
やはり8月一杯(又はキャンプ終了まで)営業するとの事でした。
やはり加熱循環でしたが、ガランの一部は温泉湯ですね。
吸込口ですが、別のパイプから吸っていました。
ちょっと怪しげ感の有る温泉宿、亡くなるのが寂しいです。
無題
こちらこそ度々コメントしていただいてありがとうございます^^
会長さんも行ってこられたんですね。
HPの方も拝見しました。
建物の裏は結構すごいことになってたんですね^^;