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小さなオープンカーで北海道の温泉を巡る、道産子の入湯記録。

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弄月館

外観

北海道伊達市。
小さな目立たない看板しかないので分かりにくいです。
外観も温泉らしくない「多目的研修集会施設」です。
今回、3年ぶりに立ち寄ってみました。
久しぶりの訪問でしたが、外観も中も全く変わっておらず、なぜか安心しました。
前回立ち寄ったときは、頭痛がしていて十分に入れなかった記憶が。

受付で銭湯料金を払って、早速中へ。
脱衣所で分析書を確認し、浴室へ急ぎます。

湯船
こちらが内湯の湯船です。
湯船はここ一つだけです。
写真手前の部分が、2-3人が寝湯できるくらいの広さで浅くなっており、奥の深い部分には4-5人入れるでしょうか‥それほど広くない湯船です。

分析書によれば、こちらのお湯は泉温47.1℃、pH7.6の食塩泉。
湧出量は280リットル/分と豊富です。
成分総計は7.005g/kg。

湯船の中央で温度は約43℃ほど、湯船の中に取水口はなく、お湯は湯船からオーバーフローしています。
タイルのせいで薄緑色に見えますが、実際はごくわずかに濁っているほぼ透明のお湯でした。
入っているときはそうでもありませんでしたが、あがる頃になって体が温まり始め、クールダウンするのが大変でした^^;

帰り際に受付の方と少しだけお話しましたが、動力で汲み上げたお湯は手を加えずに湯船に投入しているとの事。
手を加えるような施設がないんだわ〜と言ってました。
でも、脱衣所の掲示板には塩素使用の文字が。
塩素投入してのかけ流しですね。
保険所の指導(脅し?)なのか・・残念です。
塩素臭は私が入ったときはありませんでしたし、お湯の力は完全に失われていません。
以前は本物の温泉だっただけに、余計に残念です。


さて、ここは「多目的研修集会施設」なので、研修室が何室もあります。
廊下
訪問時は研修室Bが開放されていて、休んでいる方がたくさんいました。
チラ見したところ、お弁当を持ち込んでいる方もいるようでした。
広い畳の部屋でゆっくりしながら何度もお湯に浸かっているのでしょう。

入浴料は390円。
施設の開放時間と入浴時間が異なっており、入浴時間は午前10時から午後9時までです。
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プロフィール

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のん
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男性
職業:
温泉愛好家&温泉ライター。温泉資格:温泉入浴指導員・温泉健康指導士・温泉ソムリエマスター・温泉観光士・温シェルジェ・温泉観光実践士・温泉観光管理士・高齢者入浴アドバイザー。
趣味:
湯。翼。
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