+ green wing +
小さなオープンカーで北海道の温泉を巡る、道産子の入湯記録。
南あいの里天然温泉足湯
北海道札幌市。
ただいま分譲中の南あいの里地区で先月オープンした足湯です。
以前に情報として載せましたが、今回は写真付きです。
まだ大部分が更地のままの南あいの里地区。
それでも祝日にはモデルハウスに意外と人がいました。
そのモデルハウス群からだいぶ離れた、区画の一番端にこの足湯があります。
常時満員状態だったので、一般開放が終わる午後5時直前に行ってみました。
・・ところが、20分ほど前から訪ねてきた人がみな帰っています。
おかしいな・・と思いつつ、私も行ってみました。
建物の中に入ると、きれいな湯船があります。
見た瞬間、「全身浴したい・・」と思ってしまいました(笑)
湯船には温度計が浮いており、温度は約42℃です。
建物に入ってすぐに、分析書と掲示が目に入りました。
「この温泉は快適な温度ならびに衛生環境を保つため・・・」
嫌な言葉の響きです。
「衛生環境を保つため・・」
このうたい文句でどれほどの温泉が死んできたことか。
温泉は塩素剤を入れた瞬間から本来の性質を失うのです。
鉄や硫黄は塩素と反応して別の物質になり、なくなってしまいます。
あ・・これは言い出したらきりがないな^^;
ところが、続きは・・
「加温・源泉かけ流しを行っております。」
私的には、でかしたっ(笑)
足湯の施設なので、なおさら源泉かけ流しにしやすいのでしょうね。
入り口のドアにある張り紙には、もっと詳しい説明がありました。
それによると・・
・毎分200リットル(フルに)汲み上げると43.4℃の温泉だが、汲み上げ量を少なく設定しているため約20-22℃にしかならず、加温している
・温泉そのものを楽しめるよう一切の加水をせず、1時間ですべての温泉が入れ替わるよう設定。源泉かけ流しである
どれだけの方がここに目を通すか分かりませんが、建物に入る前にこれらの情報が目に入るようにしてある情報公開の姿勢は立派だと思います。
他の施設にも見習って欲しいくらいです。
(ただ、源泉かけ流しでも方形の湯船は角のところのお湯が停滞しやすい(入れ替わりにくい)のでご注意を)
分析書と別表も掲示してありましたが、これも驚きました。
こちらの温泉は「南あいの里温泉(藍の湯)」。
泉温43.4℃、pH6.8の強食塩泉です。
成分総計は・・33.33g/kg。久しぶりに見る濃さです。
ナトリウムイオンが10870mg、塩素イオンが19590mg。
これは濃いわ・・ここも恐らく石狩平野特有の化石海水系の温泉なのでしょうけど、その中でもこの濃さは特別ですね。
湯口ではほぼ透明のお湯ですが、湯船では黄褐色でした。
さて、閉館20分ほど前にお客さんが帰っていた理由を。
ここは一般開放は午前10時から午後5時までです。
そして、午後5時から7時までは、IDカードを持っている南あいの里の住民だけが入れるようになっています。
現在はまだ30数戸と聞いていますが、その住民の中に、一般の方が5時過ぎまで入っていると怒る人がいるとのこと。
まぁ・・分からないでもないですが。
それで、大抵の方が20分くらい入るので、4時40分くらいになったら新たな客は断って、スムーズに5時以降の状態に移行できるようにしているそうです。
私も「5分くらいであがるならいいよ」とは言われたものの、管理人さんの様子を見て入らないほうがよいと判断。
足湯ですし、すんなり引き下がってきました(笑)
利用料は無料です。
開放期間は、一応11月いっぱいまでです。
そして、近くには
管理人さんによれば、3年後くらいとのことでした。
その時にはこの界隈はどうなってるんでしょう。
よい温泉施設が建つことを願っています。
それでも祝日にはモデルハウスに意外と人がいました。
そのモデルハウス群からだいぶ離れた、区画の一番端にこの足湯があります。
常時満員状態だったので、一般開放が終わる午後5時直前に行ってみました。
・・ところが、20分ほど前から訪ねてきた人がみな帰っています。
おかしいな・・と思いつつ、私も行ってみました。
建物の中に入ると、きれいな湯船があります。
見た瞬間、「全身浴したい・・」と思ってしまいました(笑)
湯船には温度計が浮いており、温度は約42℃です。
建物に入ってすぐに、分析書と掲示が目に入りました。
「この温泉は快適な温度ならびに衛生環境を保つため・・・」
嫌な言葉の響きです。
「衛生環境を保つため・・」
このうたい文句でどれほどの温泉が死んできたことか。
温泉は塩素剤を入れた瞬間から本来の性質を失うのです。
鉄や硫黄は塩素と反応して別の物質になり、なくなってしまいます。
あ・・これは言い出したらきりがないな^^;
ところが、続きは・・
「加温・源泉かけ流しを行っております。」
私的には、でかしたっ(笑)
足湯の施設なので、なおさら源泉かけ流しにしやすいのでしょうね。
入り口のドアにある張り紙には、もっと詳しい説明がありました。
それによると・・
・毎分200リットル(フルに)汲み上げると43.4℃の温泉だが、汲み上げ量を少なく設定しているため約20-22℃にしかならず、加温している
・温泉そのものを楽しめるよう一切の加水をせず、1時間ですべての温泉が入れ替わるよう設定。源泉かけ流しである
どれだけの方がここに目を通すか分かりませんが、建物に入る前にこれらの情報が目に入るようにしてある情報公開の姿勢は立派だと思います。
他の施設にも見習って欲しいくらいです。
(ただ、源泉かけ流しでも方形の湯船は角のところのお湯が停滞しやすい(入れ替わりにくい)のでご注意を)
分析書と別表も掲示してありましたが、これも驚きました。
こちらの温泉は「南あいの里温泉(藍の湯)」。
泉温43.4℃、pH6.8の強食塩泉です。
成分総計は・・33.33g/kg。久しぶりに見る濃さです。
ナトリウムイオンが10870mg、塩素イオンが19590mg。
これは濃いわ・・ここも恐らく石狩平野特有の化石海水系の温泉なのでしょうけど、その中でもこの濃さは特別ですね。
湯口ではほぼ透明のお湯ですが、湯船では黄褐色でした。
さて、閉館20分ほど前にお客さんが帰っていた理由を。
ここは一般開放は午前10時から午後5時までです。
そして、午後5時から7時までは、IDカードを持っている南あいの里の住民だけが入れるようになっています。
現在はまだ30数戸と聞いていますが、その住民の中に、一般の方が5時過ぎまで入っていると怒る人がいるとのこと。
まぁ・・分からないでもないですが。
それで、大抵の方が20分くらい入るので、4時40分くらいになったら新たな客は断って、スムーズに5時以降の状態に移行できるようにしているそうです。
私も「5分くらいであがるならいいよ」とは言われたものの、管理人さんの様子を見て入らないほうがよいと判断。
足湯ですし、すんなり引き下がってきました(笑)
利用料は無料です。
開放期間は、一応11月いっぱいまでです。
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その時にはこの界隈はどうなってるんでしょう。
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プロフィール
HN:
のん
性別:
男性
職業:
温泉愛好家&温泉ライター。温泉資格:温泉入浴指導員・温泉健康指導士・温泉ソムリエマスター・温泉観光士・温シェルジェ・温泉観光実践士・温泉観光管理士・高齢者入浴アドバイザー。
趣味:
湯。翼。
自己紹介:
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※コメントは承認制となっております。
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無題
管理人さんと仲良くなれば・・・(笑)
無題
本当に全身浴したかったです(笑)
でも、解放時間ギリギリまで人がびっしりいるのでハードルは高そうです^^;