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小さなオープンカーで北海道の温泉を巡る、道産子の入湯記録。
浜ちどり
- 2007/12/21 (Fri)
- 温泉家族風呂 |
- CM(1) |
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前回はすぐに入れましたが、結構混んでいるようで今回は少し休憩室でお待ちくださいとの事。
カウンター近くの休憩室に入りました。
壁には分析書が掲示してあったので、ゆっくり見ながら待ちます。
ふと休憩室の奥のシンクに目をやると、水と水ではない蛇口があります。お湯に浸かる前に水分補給しようと思い、間違って水ではない蛇口をひねると、最初は冷たかったのですが、しばらくして玉子臭と弱い塩味があるお湯が出てきました。
廊下の一角にも同じように、水と謎の蛇口が備えられています。
さて、家族風呂は受付からまっすぐ廊下を進み、左右に3室ずつあります。再訪した時は一番奥の部屋で入浴しました。
湿気対策のためか、全部の脱衣所の上の窓が開いていて、意外に脱衣場での会話が聞こえます。
清掃が終わり、脱衣場に入りました。
だいぶ使い込まれた感がある昭和の雰囲気の脱衣場です。
小さな棚に脱衣かごが4つ。
聞こえてきた他のお客さんとの会話によると、ハンガーが備え付けられたのは比較的最近のようです。どの家庭にもありそうなハンガーですが、意外と上着をかけられるところがない家族風呂が多いので、感謝して使いました。
こちらが浴室です。
左右に1基ずつ、計2基のシャワー付のカランあり。
シャンプー等の備え付けはありません。
桶は3個用意されていて、実際に3人利用も可能な広さがあります。こじんまりとしていますが、狭いとは感じませんでした。
この蛇口から温泉が流れっぱなしになっています。湯口の周りが白く見えるほど、気泡でいっぱいです。
湯口の温度は52.5℃。分析書の温度は53℃ですから、源泉そのままであると考えてよいと思います。
湯量は毎分10-11リットル程度でした。
清掃直後でしたので浴室内で清掃用の塩素系洗剤の香りがわずかに残っていましたが、すぐに気にならなくなりました。
湯船は大人2人で入っても余裕のある大きさです。
タイル張りの湯船ですが、そのタイルもかなり使い込まれているのが分かる手触りでした。
湯船の中は42.1℃。若干熱めの温度です。
掲示されている平成21年10月の分析書によりますと、こちらの温泉(461-020)は源泉名「虎杖浜温泉」。
泉温53.0℃、湧出量※(動力揚湯)。
pH8.4、蒸発残留物2.100g/kg、成分総計2.519g/kg。
泉質は食塩泉です。
以前の分析書では泉温53℃、pH8.32、成分総計2.275g/kgの食塩泉となっていて、ほとんど変わっていません。
このお湯を、そのままかけ流しで使用しています。
浸かっていると身体に細かな泡つきがある柔らかいお湯で、そのおかげで心地の良いつるつる感を感じます。
身体も良く温まり、かなり汗をかきました。水分補給しながら浸かっていましたが、のぼせそうになりました^^;
着替える時間もあるので1時間10分くらい良いですよ、と入る時に言われましたが、結局1時間も持たずに早めにあがって、脱衣場でクールダウン。
新鮮でよく効くお湯を、以前と変わらない仕方で楽しむことができ、うれしく思いました。
入浴料は2人1組で1時間1200円です。
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プロフィール
HN:
のん
性別:
男性
職業:
温泉愛好家&温泉ライター。温泉資格:温泉入浴指導員・温泉健康指導士・温泉ソムリエマスター・温泉観光士・温シェルジェ・温泉観光実践士・温泉観光管理士・高齢者入浴アドバイザー。
趣味:
湯。翼。
自己紹介:
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