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小さなオープンカーで北海道の温泉を巡る、道産子の入湯記録。
陣川温泉
- 2008/01/20 (Sun)
- 廃業・休業温泉 |
- CM(2) |
- Edit |
- ▲Top
地図を見て行ったのですが、最初はどこが温泉の入り口なのかよく分からず・・ずいぶん車が停まっていると思ったら、ビニールハウス内でできるパークゴルフに沢山人が来ていたのでした^^;
ということで、温泉の方へ向かいます。
すると、入り口手前に・・
温泉スタンドがあり、価格は20リットル100円です。
掲示されている分析書別表には飲泉の欄しかありません。
飲泉許可を取っているんですね。
さて、受付を通って中へ入ります。
分析書はロビーの部分に掲示されていました。
分析書にちらっと目を通し、脱衣所から浴室へ。
建物の中は全体的に丸太を使ったウッディな雰囲気で、脱衣場もそうでした。
こちらが内湯です。内湯の浴槽は2つ。
手前にあるのが一部ジャグジーになっている浴槽です。
定員は7-8名で、温度は約42℃でした。
そして、窓際にあるこの浴槽がメインとなります。
となりの浴槽と同じくらいの大きさがあり、温度は43.2℃。
わずかに白濁し、わずかな硫黄臭がするお湯が注がれています。
内湯には、他にサウナと水風呂がありました。
そして、こちらが露天風呂です。
内湯よりも若干小さく、5-6人が入れる大きさです。
内湯と同じお湯が注がれており、温度は内湯より温めで約41℃。
冬の露天に入る人がほとんどいなくて、しばらく貸切状態でした。
ロビーに掲示されている平成21年1月の分析書によれば、こちらの温泉(481-016)は源泉名「陣川温泉」。
泉温28.9℃、湧出量は毎分59リットル(自噴)。
pH9.7、蒸発残留物0.306g/kg、成分総計0.376g/kg。
泉質は単純硫黄泉です。
初めて立ち寄った時に掲示されていた古い分析書では、泉温30.1℃・湧出量264L(自噴)・pH9.7・
成分総計0.323g/kgの単純硫黄泉でした。湧出量が激減しているのが分かります。
分析書と一緒に掲示されていた表示によれば、湯使いは加温あり・循環ろ過・塩素殺菌あり。お湯が循環しているのも確認しました。そんなわけで、お湯の中に白いものがありましたが、湯の花というよりは、硫黄と塩素が化学反応してできた物質のように思えます。
それでもお湯に浸かると若干のツルツル感があり、薬品臭はしませんでした。
浴槽のお湯は毎日取り替えて清掃しているとのことで、その点ではかなり良心的と言えるでしょう。浴室なども清潔感があり、印象は良いものでした。
さっぱりして、次の場所へ向かいました。
入浴料は420円です。
※なお、こちらの温泉と関連施設は2012年2月いっぱいで閉館となりました。
その知らせを聞いて閉館数日前に立ち寄りましたが、そのチャンスがあって良かったです。
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プロフィール
HN:
のん
性別:
男性
職業:
温泉愛好家&温泉ライター。温泉資格:温泉入浴指導員・温泉健康指導士・温泉ソムリエマスター・温泉観光士・温シェルジェ・温泉観光実践士・温泉観光管理士・高齢者入浴アドバイザー。
趣味:
湯。翼。
自己紹介:
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この記事へのコメント
無題
函館方面には良い温泉が数多くあるので、下調べをしないで行って後悔・・・。(笑)
学習しましたけど。(爆)
夜の外観撮影のみで、内湯も露天も入浴客がいて、湯も循環・塩素消毒だったので早々に退散しちゃいました。
「丘の上温泉・富士」に立ち寄った後だったので残念度も2倍でした〜
無題
ここ、道の両側に看板があるのでどこなのか迷ってしまいました^^;
で…単純硫黄泉に塩素を入れたら温泉じゃなくなりますからねぇ‥お気持ちお察しします^^;
私も最初の頃は行き当たりばったりだったので、結構失敗して、学習しました^^;
函館の温泉銭湯は、5時6時のオープンに行かないと、撮影は厳しいですね…今回学習しました(笑)