+ green wing +
小さなオープンカーで北海道の温泉を巡る、道産子の入湯記録。
大正湯・家族風呂
- 2008/02/24 (Sun)
- 廃業・休業温泉 |
- CM(4) |
- Edit |
- ▲Top
北海道小樽市。
小樽市に何件もある温泉銭湯の1件です。
昨年の末に銭湯部分に立ち寄ったのですが、今回は家族風呂へ。
全く前情報無しで飛び込んできました(笑)
家族風呂は2階にあり、入口も別です。
階段を上がると家族風呂の入口がありました。
カウンターで料金を払うと、人の良さそうな女将さんが・・
2つの札を出してくれ、「覗いてきてどちらか好きな方に入っていいよ」
とのこと。
選択肢は、8号室と11号室です。
廊下を進み、両方の浴室を覗いて・・
湯船が大きいほうの11号室を選択しました。
脱衣所と浴室の間は大きなガラスで、中を見ると・・
あけぼの湯みたいなオレンジ色のタイルの壁が(笑)
いいですねぇ、この昭和な雰囲気・・
早速中に入りました。
こちらが11号室の湯船です。
特徴的な形をしていますね。
壁の方を向いて、肘をかけながら湯船に入るのにジャストサイズ。
向かって左は底に段があるので胸の辺りまで浸かれ、
向かって右は段がないので肩まですっぽり浸かれます。
これ、なかなかいいです(笑)
湯口は20cmもないくらいの小ぶりなライオン。
湯口は若干茶色くなってます。
意外だったのは、ここのお湯は循環していないということ。
確かに脱衣所から入ると塩素臭がするんですが、たぶん掃除のときに使ってるだけで、お湯からは塩素臭はしていませんでした。
お湯の吸い込み口もなく、湯船中央の上部にある排湯口からどんどんお湯が捨てられていました。
(ただ、はっきり確認した訳ではありません。間違っていたら訂正します)
温度を測ってみると、湯口で40.5℃、湯船の中で38.5℃です。
最初に入った時はさすがに温いと感じましたが、20分を過ぎた辺りから汗がぽたぽたと落ちてきました。
あがってからもしばらく暖かかったです。
カウンターの横に分析書とこの表示が掲示されていましたが、分析書そのものは当然ながら銭湯のものと一緒でした。
泉温28.6℃、pH7.2の単純温泉。
成分総計は約0.261g/kgです。
量はわずかですが、含有量が多いのはナトリウムイオンと塩化物イオン。
女将さんも「ここのお湯は体が温まる」と言う自慢の湯です。
(そう仰る湯守の方がいると嬉しいですね)
ちなみに、カランから出る水が約21℃でした。
香りも何もないのでよくわかりませんが、もしかしたら・・。
聞いてくればよかったです^^;
さて・・あがってから、休憩所へ行きましたが・・
かなりツボな休憩室でした^^
正面は元ステージ? そして大きな絵。
昭和の香りがぷんぷんしています。
なぜか落ち着く休憩室でした。
銭湯部分にもあったお約束のヘアドライヤーもあり、
テーブルと化しているゲーム機、
古いマッサージチェア、
壁には何枚もの浮世絵(笑)
素敵な空間です・・・
牛乳は、本社が岩内町・工場は仁木町にある倉島牛乳。
近隣の牛乳を置いているのも嬉しいですね。
あ・・そういえば8号室の方ですが・・
こんな湯船で、青を貴重とした浴室でした。
ここ、浴室ごとに違うのでしょうか・・通ってみたくなります(笑)
入浴料は、2名1時間1200円。
1名での利用だと1時間650円です。
家族風呂用のポイントカードがあって、1名利用ごとにスタンプ1個。
10個ためると1人分無料になります。
家族風呂としては割高感はないですし、意外な穴場かも。。
銭湯部分のレポは、こちらからどうぞ。
銭湯の方にはプールがあったりしてインパクト大だったのですが、家族風呂も特徴的で、結構楽しんで入った温泉でした^^
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プロフィール
HN:
のん
性別:
男性
職業:
温泉愛好家&温泉ライター。温泉資格:温泉入浴指導員・温泉健康指導士・温泉ソムリエマスター・温泉観光士・温シェルジェ・温泉観光実践士・温泉観光管理士・高齢者入浴アドバイザー。
趣味:
湯。翼。
自己紹介:
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この記事へのコメント
無題
11号室の湯船、イイ感じですね♪
全部屋見てみたい気持ちになりました
無題
この11号室の湯船は、見た瞬間ビビビときました(笑)
誰がこういう形の湯船を設計したんでしょうね〜
とてもいいです^^
何となく白老のプライベート温泉に通じる雰囲気もあって・・ここはさらに調査したいと思いました。
何種類の部屋があるのか調べてみたいですね〜。
無題
ここのかぁーさんが飼っていました。
もう天国に召されたかな? 阿寒にも昔猿いましたよね?
無題
初めまして、コメントありがとうございます〜。
大正湯ですが、私が立ち寄った時にはペットらしきものは見当たりませんでした^^;
たぶんまた行くことになると思いますので、その時によく見てこようと思います。
阿寒湖にも猿がいましたね、そちらは記憶にあります。
温泉犬や温泉猫に出会うことはよくありますが、猿はなかなかいないですね^^;