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小さなオープンカーで北海道の温泉を巡る、道産子の入湯記録。

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おぼこ荘

外観

北海道八雲町。
実は宿の方が「おぼこ荘」で、宿と繋がっているこちらの建物は「おぼこレクリエーションセンター」が正式名称のようです。
ここはこれまで何度となく立ち寄っているのですが、先日久しぶりに再訪してきました。
入口の券売機で入浴券を買い、受付に出して脱衣所へ。
おぼこ荘自体は民営の宿になりリニューアルしたようですが、こちらは以前のままのような気がします。

脱衣所で分析書を読んでから、浴室へ。

内湯
大きな岩が多数配置された、なかなか迫力のある内湯です。
10人以上は入れそうな大き目の湯船。
水面の周辺は茶色く色が変わっており、成分が付着しています。
温度は測りませんでしたが、体感で41℃ほどでしょう。
金気臭がするお湯で、口に含むとやはり金気臭・しょっぱくて甘いような・・複雑な味がします^^;
濁り湯のように見えますが、実際は湯船の底までちゃんと見える、淡黄色のようなお湯ですね。

さて、内湯から出て露天へ行きましょう。

露天へ続く階段
一度内湯から出て露天の方へ降りていきます。
今はしっかりした廊下のような造りになっていますが、昔はこんなじゃなかったように思います。
最初にここに来たのはもう10年以上前なので、ほとんど覚えてないです(苦笑)

露天風呂
こちらが露天風呂。
内湯よりさらに大きい露天風呂です。
中央に岩が配置されているのがポイントでしょうか。
この日は雨が降っていたこともあり、湯温はだいぶ低め。
恐らく38℃くらいだったと思われます。

こちらは内湯も露天もかけ流し。
内湯はすぐに排水溝に流れていくのですが、露天は印象的です。
オーバーフロー
こんな廃湯溝が3ヶ所あり・・

その向こうは・・
その先は、成分が堆積して大きな丘のようになっています。

さらに・・
この向こうに見える川と相まって、なかなかいい眺めです。

分析書によれば、こちらのお湯は「おぼこ荘3号井」と同「5号井」の混合泉。
泉温45.5℃、pH6.4の含食塩-重曹泉です。
成分総計は3.831g/kg。
炭酸水素イオンと遊離二酸化炭素が非常に多いですね。
湯使いについては掲示があり、加水あり・加温なし・循環なし・殺菌なし。
入っているとじわっと汗をかいてくる、いいお湯です。

で・・一応掲示では混合泉になっているのですが、おぼこ荘のHPを見ると、内湯と露天で2つの源泉を使い分けているような書き方がされていて・・謎です^^;
ちなみに、宿の方にも内湯のみの浴室がある模様。
さらに1室のみ温泉付きの客室があるようですね。

入浴料は380円です。
久しぶりに立ち寄って、変わらない湯に満足でした^^
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男性
職業:
温泉愛好家&温泉ライター。温泉資格:温泉入浴指導員・温泉健康指導士・温泉ソムリエマスター・温泉観光士・温シェルジェ・温泉観光実践士・温泉観光管理士・高齢者入浴アドバイザー。
趣味:
湯。翼。
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