+ green wing +
小さなオープンカーで北海道の温泉を巡る、道産子の入湯記録。
シケレベツ温泉
- 2009/11/23 (Mon)
- 謎の湯・野湯 |
- CM(4) |
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*広報より
「シケレベツ温泉は、明治末期に大江與四蔵氏が出願許可を取りましたが、
交通不便なため開発されないままでした。
昭和九年、泉源を競売することとなり、四十三人の競願者の中からF氏が落札しました。
その後、昭和三十年に農林水産省がこれを買収し、営林署の職員保養所「翠山荘」を新築。
平成七年に取り壊され」ました。
私の手元には、HPで公開していたモザイク入りの外観と湯船の写真が数枚だけあります。
以下は当時のものです。
脱衣所から内湯に入ると、木製の湯船に贅沢なかけ流しの温泉が(写真)。透き通った温めのお湯でした。
露天風呂(写真)は入り口は狭いですが、湯船に浸かると気になりません。こちらも透き通ったお湯で、湯船の底から湧いています。入っていると体にたくさん気泡が付くお湯です。
ここで蚊に刺されたのも思い出です^^;
私が訪問したときは清掃日(7のつく日)で、朝8時に有志の方が集まり始めました。こういった努力で存続している温泉、このまま静かに愛され続けて欲しいと思います。
ここに立ち寄ったのは2005年の8月ですが、その年がここで入浴できる最後の年になりました。
その後湯小屋は解体され、更地に戻っています。
何もありませんが、その場に立てば当時のことを懐かしく思い出せますね。
このビニールハウスは当時のままです。
今は誰も使わないお湯は、そのまま川へ流れていました。
川から湯気が出ていて温かそうですが、湯船で37-38℃ほどのお湯で、川のそばではあまり暖かさがありません。
旧露天風呂の方は自噴しているようですが、この掘削泉はお湯が止められ、ホースが放置されていました。手元のデータによると、こちらの掘削泉は湧出量は毎分90リットル、泉温39.4℃、pH9.3、成分総計0.121g/kgの含食塩-重曹泉となっています。
懐かしくも寂しくもある温泉でした。
「シケレベツ温泉は、明治末期に大江與四蔵氏が出願許可を取りましたが、
交通不便なため開発されないままでした。
昭和九年、泉源を競売することとなり、四十三人の競願者の中からF氏が落札しました。
その後、昭和三十年に農林水産省がこれを買収し、営林署の職員保養所「翠山荘」を新築。
平成七年に取り壊され」ました。
私の手元には、HPで公開していたモザイク入りの外観と湯船の写真が数枚だけあります。
以下は当時のものです。
脱衣所から内湯に入ると、木製の湯船に贅沢なかけ流しの温泉が(写真)。透き通った温めのお湯でした。
露天風呂(写真)は入り口は狭いですが、湯船に浸かると気になりません。こちらも透き通ったお湯で、湯船の底から湧いています。入っていると体にたくさん気泡が付くお湯です。
ここで蚊に刺されたのも思い出です^^;
私が訪問したときは清掃日(7のつく日)で、朝8時に有志の方が集まり始めました。こういった努力で存続している温泉、このまま静かに愛され続けて欲しいと思います。
ここに立ち寄ったのは2005年の8月ですが、その年がここで入浴できる最後の年になりました。
その後湯小屋は解体され、更地に戻っています。
何もありませんが、その場に立てば当時のことを懐かしく思い出せますね。
このビニールハウスは当時のままです。
今は誰も使わないお湯は、そのまま川へ流れていました。
川から湯気が出ていて温かそうですが、湯船で37-38℃ほどのお湯で、川のそばではあまり暖かさがありません。
旧露天風呂の方は自噴しているようですが、この掘削泉はお湯が止められ、ホースが放置されていました。手元のデータによると、こちらの掘削泉は湧出量は毎分90リットル、泉温39.4℃、pH9.3、成分総計0.121g/kgの含食塩-重曹泉となっています。
懐かしくも寂しくもある温泉でした。
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プロフィール
HN:
のん
性別:
男性
職業:
温泉愛好家&温泉ライター。温泉資格:温泉入浴指導員・温泉健康指導士・温泉ソムリエマスター・温泉観光士・温シェルジェ・温泉観光実践士・温泉観光管理士・高齢者入浴アドバイザー。
趣味:
湯。翼。
自己紹介:
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※ブログ移転&前PCのHDDクラッシュに伴い、過去の記事の画像がない状態が続いております。随時大きなサイズで画像を記事に戻しておりますので、ご容赦ください。
※当コンテンツの無断転載を禁止いたします。画像を使用する場合は管理人にお申し出下さい。
※コメントは承認制となっております。
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この記事へのコメント
無題
本当に偶然だったんですが
σ(^^)、ぴかリン姉さんとの情報交換のためにココへ来て
湯小屋の最後の姿を見ました。
送湯管が切られ、湯が抜かれた湯船見て
湯守のF先生と話をして・・・
やりきれない何かで目頭が熱くなりました。
閉鎖の原因は、Myブログにも書いているんですが・・・
あの時、もっと早くあの件に気が付いて対処出来ていれば・・・と
今でも時折、心がチクチク痛むっす。
無題
ここは懐かしくもあり寂しくもある場所で、今でも年に2度ほど様子を見に行っているんですよ。Fさん、奥様はお元気なんでしょうか・・・。
それと、お引越しの挨拶状をいただきまして恐縮しています、こちらこそ、これからも宜しくお願いします。
まずは・・・冬の間にKOBANさんとその他数人でスノーシューで湖渡り?しちゃいますか?(爆)
無題
こんばんは〜。
レスが遅くなってすみません^^;
ここでも湯巡り楽しんでいます(笑)
ここの温泉の最期の姿、私も見たかったですね・・
その頃は何も知りませんでしたが、知っていれば私も何かしらのアクションができたかもしれません。
こういう結末をたどる湯がなくなればいいんですが・・実際には難しいですね。
無題
こんばんは〜。
私は1度しか来たことがありませんし、伺ったときは外の様子だけしか見ませんでしたので、誰にもお会いしませんでした^^;
スノーシューで湖渡り・・したいですね(笑)
その前に、湖がちゃんと結氷するかどうかが問題ですが・・
またお会いできるのを楽しみにしています^^