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小さなオープンカーで北海道の温泉を巡る、道産子の入湯記録。

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泉の湯

外観

北海道弟子屈町。
弟子屈町内にある公衆浴場で、先日初めて立ち寄りました。

脱衣場
男女に分かれて入る玄関から中へお邪魔すると番台があり、そこで湯銭を払いました。
写真は脱衣場ですが、こちらは休憩スペース側。
この鏡の裏側、番台の目の前が脱衣スペースで、木の棚が設置されています。
何となく恥ずかしさを感じながらも、脱衣場から見える湯殿にわくわくしました。

洗い場
脱衣場から入るとすぐにシャワーつきのカランが並びますが、反対側の壁に並ぶカランはシャワーなし。それにしても非常に使い込まれた感じがする浴室で、強いインパクトがありました。

湯船
インパクトがあると言えば、こちらのお湯もそうでした。
途中に控えめな仕切りが入るL型の湯船で、左の隅に湯口があります。
湯尻に向かうにつれて浅くなりますが、湯尻の部分でも非常に熱かったです。
湯船の中央部分で温度は45.0℃ありました。

かけ流し
湯使いの表示では循環ありとなっていますが、お湯はオーバーフローしています。

番台の横に掲示されている平成16年6月の分析書によりますと、こちらの温泉は源泉名「摩周温泉(2号・6号源泉混合)」。
泉温77.6℃、湧出量※(動力揚湯)。
pH8.2、蒸発残留物2.293g/kg、成分総計2.540g/kg。
泉質は食塩泉です。
湯使いは加水あり・加温なし・循環ろ過あり・殺菌あり。
表示ではそうなっているのですが、薬品臭はほぼ感じられませんでした。
カルシウムが約14%含まれていて、キシキシした浴感と共にしっとりした感じもありました。何より熱い食塩泉なので、あっという間に汗が出てきて長湯するのは難しかったです。

時間の流れを感じる古い建物ではありますがいろいろな意味で印象に残る温泉でした。
料金表
普段使いの温泉に最適な入浴料の安さも、特徴の一つと言えるかもしれません。
こういう素朴な温泉施設が残っていて、嬉しく思いました。

入浴料は200円です。
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プロフィール

HN:
のん
性別:
男性
職業:
温泉愛好家&温泉ライター。温泉資格:温泉入浴指導員・温泉健康指導士・温泉ソムリエマスター・温泉観光士・温シェルジェ・温泉観光実践士・温泉観光管理士・高齢者入浴アドバイザー。
趣味:
湯。翼。
自己紹介:
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