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小さなオープンカーで北海道の温泉を巡る、道産子の入湯記録。
おけと勝山温泉ゆぅゆ
- 2015/03/02 (Mon)
- 温泉紹介-網走 |
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湯銭を払って中へ進みます。
日帰り専用の入浴施設ですが、そう思えないほどに館内は非常に広く、白を基調とした内装と高い天井が気持ち良く感じました。
脱衣場から早速内湯へ入ると、湯殿も広々しています。
立ち寄ったのは雪解けの頃でしたが、まだ気温がそれほど高くなかったため内湯は湯気で曇っていました。実は、写真がそれほど鮮明でないため立ち寄ってすぐに記事にしていませんでした。
メインの湯船がこちら。
縦長の湯船が3つ並んでいるように見えますが、湯船は2つ。
中央にあるのがジェットバス(非温泉)で、それを囲むようにコの字(凹)型の温泉の湯船があるような形になっていました。大きな湯船2つ分の大きさがありますので、20人くらいは入れそうに思います。
温度は約43℃でした。この日の一番風呂だったため少し熱めだったのかもしれません。
メインの湯船の横には、床より少し高い位置に寝湯が、その奥には打たせ湯があります。
露天風呂に出ると、内湯よりもさらに開放感がある空間で驚きました。
露天には湯船が2つあります。
湯船の周りのタイルはかけ流されたお湯で濡れていて、入る前から期待できます。
こちらがメインの湯船。
7-8人ほど入れそうな大きさで、温度は約43℃。
それにしても、湯船が全く大きく見えないほどの敷地の広さです。露天風呂の向こうは壁で囲まれていますが、その壁もほとんど気にならないほどで開放感は抜群でした。
そして、陶器でできた壺湯があります。
こちらは約41℃で、湯船の大きさ・温度ともにちょうど私の好みでした。
この湯船に入っている時間が一番長い時間となりました。
脱衣場に掲示されている平成21年3月の分析書によりますと、こちらの温泉(156-005)は源泉名「勝山一号井」。
泉温53.9℃、湧出量空欄(動力揚湯)。
ph8.0、ラドン0.125マッヘ単位/kg。
蒸発残留物1.795g/kg、成分総計1.840g/kg。
泉質は含芒硝-食塩泉です。
湯使いについての表示はありませんでしたが、温泉を使用している全ての湯船でお湯はかけ流しになっていて、源泉かけ流しと思われます。
内湯と露天のメインの湯船には湯口にネットがかけられていましたが、ネットがない壺湯の中では茶色い湯の花が舞っており、わずかながら湯船の周りも茶色くなっている部分がありました。
ほぼ無色透明で、浸かるとキシキシした湯ざわりのお湯です。
食塩泉らしく汗が出るほど身体が温まりましたが、比較的優しい温まり方の印象でした。
この広い湯殿を、終始一人で独占。ゆっくり楽しむことができました。
のんびりお湯に浸かり、置戸名物ヤーコンサイダーを購入して帰宅。
購入したのはハスカップサイダーですが、後ほどおいしく頂きました。
さて・・・残念ながら、置戸町唯一のこちらの温泉も2015年3月いっぱいで現在の指定管理者が撤退し、閉館することが決まっているようです。2007年から2008年にかけても指定管理者の撤退で休館していた時期がありましたので、今回が2回目でしょうか。
直接お話を伺ったところ、町ではこの施設を大規模改修して営業再開する予定があり、休業期間・営業再開時期についてはっきり決まっていないというお話でした。
ただ改装中も温泉の営業をする可能性があるということも言っておられたので、今後どうなっていくのか注目です。
入浴料は500円です。
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プロフィール
HN:
のん
性別:
男性
職業:
温泉愛好家&温泉ライター。温泉資格:温泉入浴指導員・温泉健康指導士・温泉ソムリエマスター・温泉観光士・温シェルジェ・温泉観光実践士・温泉観光管理士・高齢者入浴アドバイザー。
趣味:
湯。翼。
自己紹介:
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