+ green wing +
小さなオープンカーで北海道の温泉を巡る、道産子の入湯記録。
しかべ間歇泉公園
鹿部のイベントで活ホタテを買って頂いた入浴券。
そんなに期限が長くないので、その日のうちに使ってしまうことにしました。
温泉入浴券の方は時間帯の関係でどこも混んでいる事が予想されたので、先に間歇泉公園へ行くことに。
受付で券を渡し、中へ入りました。
休憩室も兼ねている「集いの館」には、写真のように鹿部町のいろいろなスポットを紹介するパネルがあります。
売店を見ると、鹿部町の温泉手形「ガラスパ」販売中(1000円)。
本当にガラス球がついてるんですね(笑)
使い終わっても強烈なインパクトが残りますね・・
簡単に説明しますと、この温泉手形は町内の3箇所の温泉入浴+間歇泉公園の無料入場ができるだけでなく、協賛している町内の数店の飲食店で2回まで食事の割引(50-100円)が受けられ、しかも手形には右上に番号があって、鹿部町の宿のペア宿泊券や特産品が抽選で当たるという・・ちょっと他では見ないお得感のある手形でした。
ここが間歇泉の現場ですが、まだ出るまでに少し時間がありそう。
それで、「洞窟の道」に入ることに。
行ったことのある方なら分かるでしょうけど、間歇泉の裏側はただの壁ではなく、中が歩けるようになっていて、中からも間歇泉が見られるようになっています。
ガラスが曇ってますけど^^;
ただ、訪問時は2階は工事中で入れませんでした。
1階は展示スペースになっています。
カールス君が歓迎してくれます。
お久しぶり、カールス君。
中には鹿部温泉に関する説明や、間歇泉の仕組みなどを説明するパネルが展示してあります。
写真は昔の鹿部温泉の写真や歴史年表などです。
さらに、源泉位置を記した鹿部町地図などもあって、なかなかに興味深いです(笑)
年表を見て驚いたのですが、「明治20年 鹿部小学校教員、児童を引率し、亀泊の海浜を手掘りで温泉を発掘、亀の湯の始まりとなる」って・・あり得ない(笑)
手堀って何センチだったのでしょう(笑)
さて、カールス君と共に少しの時間パネルを見ていたら、間歇泉が出てくる時間になったようです。
ボコボコッと音がして、勢いよく温泉が噴き出してきました。
なかなかの勢いですね。
上にフタのようなものがあって頭打ち状態ですが・・
ちなみに、すぐ手前に「ただ今上空が強風のため吹き上げ高さ調整中」という看板がありますが・・これまで何度か行った限りでは常に「調整中」なのです^^;
施設内には足湯もあります。
下には玉砂利が敷いてありますね。
タオルも用意されているので、持参しなくても大丈夫です。
間歇泉を1回だけ見て帰るのももったいないので、次の噴き上げまで足湯にいることにしました。
ちなみにここは立派な自家源泉で、掲示されている平成20年12月の分析書によれば、源泉名「鹿部温泉(鹿部間歇泉)」。
泉温98.2℃、湧出量は毎分43リットル。
pH8.0、蒸発残留物3.897g/kg、成分総計4.121g/kg。
泉質は食塩泉です。
足湯には加水して使っているようです。
風が冷たい日だったので、足だけじゃ物足りない感じでした(笑)
そうこうしているうち、また噴き上げました。
とても熱いのかと思ったら、飛沫は冷たかった・・(笑)
結局、3回噴き上げるのを見て帰りました^^;
このどこかに初代亀の湯があったんでしょうか。
そして、間歇泉も以前は公園ではなく「鶴の湯」という温泉施設で、間歇泉が泉源だったので、噴き上がるとどっとお湯が湯船に入ってきたそうです。
それを体感してみたかったな~・・
ここが公園になったのは平成11年ですから、その少し前まではこのお湯に浸かれたのでしょう。
今の姿でも悪くはありませんが、ちょっと残念な気持ちです^^;
でも久しぶりに立ち寄って楽しんできました。
入場料は300円です。
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のん
性別:
男性
職業:
温泉愛好家&温泉ライター。温泉資格:温泉入浴指導員・温泉健康指導士・温泉ソムリエマスター・温泉観光士・温シェルジェ・温泉観光実践士・温泉観光管理士・高齢者入浴アドバイザー。
趣味:
湯。翼。
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