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小さなオープンカーで北海道の温泉を巡る、道産子の入湯記録。
支笏湖第一寶亭留 翠山亭
- 2015/01/10 (Sat)
- 温泉紹介-石狩 |
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11時から利用可能ということでほぼぴったりの時間に行きましたが、ちょうど最終のチェックアウト時間も11時で、館内にはまだ宿泊客がちらほら。少し待った後、フロントで先に清算してから場所を教えていただきました。
ロビーから一旦階段を下り、先へ。
途中でいくつかの食事処の前を通過し、再び階段を上ります。
階段を上ったところにあるのが今回の食事処「草庵」です。
落ち着いた雰囲気の店内です。
早速席に案内されました。食事はすぐに用意できるとのこと。
すぐにお盆と2段の松花堂弁当が運ばれてきました。
お盆の上にちょっとした違和感を感じます。
そして先に清算した時点で予想していましたが、飲み物のメニューは席にありませんでした。
こちらが2段の松花堂弁当を広げたところです。
松花堂弁当と一緒に、鮭親子丼とお味噌汁も出てきました。
五法・五色で目でも舌でも味わえ、食べやすく濃すぎない味付けに程よい量で、美味しくいただきました。
こちらの宿の草庵はランチタイムに一般営業もしており、敷居は低め。ちょうどこの1年前に同じ目的で同グループのフラノ寶亭留にお邪魔しましたが、スタッフの対応その他全ての面で富良野の方がプレミアム感があるように思いました。
さて、食事の後は入浴です。
大浴場は12時から利用可能です。
来た道を戻り、脱衣場へ向かいます。
脱衣場は同グループの富良野の造りと共通のイメージ。脱衣かごとカギ付きの貴重品入れがまとまって1人用のスペースになっています。清潔感があり、機能的にも十分満足です。
早速浴室へ入りました。木をふんだんに使った目にも優しい湯殿ですが、脱衣場にある説明によると「樹齢二千年を数え・・生木のまま倒木し更に百五十年も二百年も眠り続けた」古代檜を浴室に使用しているとの事でした。
内湯は浴槽1つ。サウナと水風呂もあります。
内湯は6-7人ほど入れる大きさで、約42℃。
ゆったり余裕のある洗い場は5つです。
露天部分に出てみると、内湯より広いスペースでした。
露天には2つの浴槽があります。
正面に大きな岩が並ぶ岩風呂の浴槽です。
立ち上がると向こうに支笏湖が見え、座ると岩にすっぽり囲まれる感覚になる露天風呂。
こちらも6-7人ほどは入れる大きさがあり、温度は約40℃。
外でのんびりするには肌寒い日でしたが、暖かい日は露天風呂の向こうまで歩いてゆっくり支笏湖を見るのも良さそうです。
そして、3人が浸かれる寝湯もあり。
こちらは35℃ほど。冬場は少し肌寒く感じますが、夏場にこの温度なら最高でしょう。
脱衣場に掲示されている平成25年4月の分析書によりますと、こちらの温泉(441-???)は源泉名「支笏湖温泉(第二号泉源)」。
2014年の春から利用が始まった新泉源です。
泉温33.2℃、湧出量は毎分510リットル(動力揚湯)。
pH7.9、蒸発残留物3.705g/kg、成分総計5.364g/kg。
泉質は含食塩-重曹泉です。
湯使いは加温あり・循環ろ過あり・殺菌あり。
確かに循環していますが、男湯では薬品臭をほとんど感じることがなく、重曹泉らしいヌルツル感を味わうことができ、身体がよく温まりました。檜の香りも感じられて良かったです。
脱衣場には昭和49年の最初の源泉の分析書も掲示されており、興味深く見比べました。
あがった後はこちらの休憩スペースでゆっくり・・・
とはいかず、リスがクッキーをもらいにくる事で昨年SNSであっという間に有名になった厚真町の「モモカフェ」へ。
前もってオーダーしていたフルーツたっぷりのバースデーケーキ(タルト)を受け取り、そのままカフェでいただいてきました。
話がそれましたが、新源泉になってからの初めての支笏湖温泉は、循環ろ過ながら温泉らしさを楽しむことができ満足でした。
フロントから食事処や湯殿まで、雰囲気が統一された落ち着いた館内も居心地よく感じられました。
日帰り入浴のみは不可のため、宿泊以外ではこの昼食付きプランを利用するしかありません。昼食と日帰り入浴のセットは2プランあり、この記事のプランで1名約2700円ほど。
最大の滞在時間は11時から15時までの4時間です。
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プロフィール
HN:
のん
性別:
男性
職業:
温泉愛好家&温泉ライター。温泉資格:温泉入浴指導員・温泉健康指導士・温泉ソムリエマスター・温泉観光士・温シェルジェ・温泉観光実践士・温泉観光管理士・高齢者入浴アドバイザー。
趣味:
湯。翼。
自己紹介:
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