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小さなオープンカーで北海道の温泉を巡る、道産子の入湯記録。

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中小屋温泉

外観

北海道当別町。
1905年開業で100年以上の歴史を持つ温泉宿です。
10年ほど前に一度立ち寄っていますが、先日久しぶりに再訪しました。以前に立ち寄った時のことはもうほとんど覚えていないので、初めてのようなものです(^_^;)

廊下
受付で湯銭を払い、廊下を進みます。

脱衣場入口
長い廊下を進んだ先に、脱衣場入口がありました。

脱衣場
昭和の雰囲気漂う、昔ながらの木の棚。
脱衣場は広く、清潔感も十分です。

浴室
早速浴室へ入りましたが…ここまで来て、前回入浴した時の記憶がぼんやりと思い出された気がしました。
脱衣場から入って右側にカランが並び、左側に浴槽が並びます。広い湯殿です。


手前にあるのがジェットバスで、その隣に水風呂・裏にサウナがあります。奥に見えるのが主浴槽です。

内湯
主浴槽は大きく10-15人が入れる大きさで、浴槽内で39.9℃。ぬるめで長湯できそうな温度でした。
この奥の岩の下には少しだけ隙間があり、男女が繋がっています。このエリアだけ壁のタイルが異なりますので、以前はこの岩だけで男女を仕切っていたのかもしれません。

湯口
お湯は大きく滑らかな岩を伝って浴槽に注がれています。

露天風露天
内湯からドアを開けて進むと、「露天風呂」があります。以前は本当の露天風呂だったようですが、現在は虫よけなどの都合でガラス張りの露天風となっていました。
温度は内湯よりもぬるく、37.6℃。
浴槽奥の底からポコポコとお湯が出ているほか、内湯ともパイプで繋がっているようです。

掲示物
こちらの温泉に関する情報は脱衣場に掲示されているこの禁忌症と適応症だけで、分析書等の掲示はありませんでした。
他のサイトを見ますと、泉質は「含硫黄・重曹・食塩泉」で自然湧出泉と書かれておりますが、手元の資料にはボーリングによる掘削泉(413-009)である旨だけが記されています。しかし未分析なのか、その源泉のはっきりした情報は分からないままです。

錆びたシャワー
主浴槽も露天風露天風呂も循環していますが、薬品臭はほとんど感じません。無色透明のさらりとしたお湯で、湯上りさっぱりの全くくせがない印象でした。
湯殿にある青く錆びたシャワーは、硫黄が含まれていた名残なのかもしれません。

昭和の香りが漂う館内ながら湯殿は清潔に保たれていて、のんびり浸かることができました。
お湯に関する情報があれば、もっと満足できたと思います。
入浴料は540円です。
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プロフィール

HN:
のん
性別:
男性
職業:
温泉愛好家&温泉ライター。温泉資格:温泉入浴指導員・温泉健康指導士・温泉ソムリエマスター・温泉観光士・温シェルジェ・温泉観光実践士・温泉観光管理士・高齢者入浴アドバイザー。
趣味:
湯。翼。
自己紹介:
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