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小さなオープンカーで北海道の温泉を巡る、道産子の入湯記録。
石狩温泉 番屋の湯
- 2014/07/28 (Mon)
- 温泉紹介-石狩 |
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平成7年に第三セクターが運営する日帰り温泉と宿泊施設としてオープンしましたが、11年後に民間譲渡が決定。現在は日帰り温泉のみの営業となっています。
混んでいた印象があったので立ち寄る機会を先延ばしにしていましたが、現在は落ち着いた様子だと聞いて初めて立ち寄りました。
券売機で湯銭を払って中へ進みます。
ゲームコーナー、売店、リラックスルームがあり、その奥へ。
階段を上がると脱衣場の入口が見えてきました。
脱衣場はすべてコインロッカータイプです。
開店当初から変わっていないようで、使用不可のロッカーのドアが扇風機の風にあおられて開き、少し目立っていました。
さて、早速浴室へ。
思っていたよりも広くて大きな浴室です。
まず正面にあるのがジャグジー・ジェット風呂。
円形で10-15人ほど入れそうです。
ジャグジーの奥、右側にはあつ湯の浴槽。
15人ほど入れそうな大きな浴槽で、41.6℃ありました。ジャグジーの裏側あたりに湯口がありますが、浴槽の中にも数か所お湯が出ているところがあり、それで湯温を保っているようです。
ジャグジーの左側後方には、ぬる湯の浴槽があります。
浴槽の一部に壁がありますが、完全に仕切られてはいません。
壁の手前は7-8人が足を伸ばして座湯できる浅いエリア、奥は普通に浸かれる深さで10-15人が入れるエリアとなっています。
浴槽内の温度は38.6℃。温くて長湯向きです。
その奥の窓際にある浴槽は使用されていませんでした。
ぬる湯の隣には寝湯が2人分あります。
このほかに、浴室にはサウナと水風呂がありました。
露天風呂も大きく、15人以上入れそうな大きさです。
中央あたりに湯口がありますが、こちらも浴槽内に別の湯口がありました。立ち寄り時の温度は41.4℃です。
夕方近くなると海水浴帰りと思われるお客さんが次々に入ってきましたが、それまではのんびりできました。どの浴槽も大きめで、ゆっくり足を伸ばして浸かれます。
脱衣場に掲示されている平成20年3月の分析書によりますと、こちらの温泉(412-012)は源泉名「石狩温泉(2号井)」。
泉温27.6℃、湧出量※(動力揚湯)。
pH8.2、蒸発残留物1.523g/kg、成分総計1.836g/kg。
泉質は含重曹-食塩泉です。
湯使いは加温あり・循環ろ過あり・殺菌あり。
ジャグジーは色が薄いですが、それ以外の浴槽では褐色透明のきれいな湯色で、ツルキシ感があります。
過去に強めの塩素臭がしていたという話も聞いていましたが、薬品臭はほとんど感じず、気持ち良く浸かる事ができます。
ぬる湯をメインに、あつ湯や露天と交互に入りましたが、身体は十分に暖まり汗をかきました。
大浴場の上の階には、食事もできる休憩所があります。
一部に施設の古さを感じましたが、きれいな湯殿で温度のメリハリもあり、期待以上にお湯を楽しめる施設でした。
入浴料は600円です。
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プロフィール
HN:
のん
性別:
男性
職業:
温泉愛好家&温泉ライター。温泉資格:温泉入浴指導員・温泉健康指導士・温泉ソムリエマスター・温泉観光士・温シェルジェ・温泉観光実践士・温泉観光管理士・高齢者入浴アドバイザー。
趣味:
湯。翼。
自己紹介:
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