+ green wing +
小さなオープンカーで北海道の温泉を巡る、道産子の入湯記録。
旧祝梅温泉
北海道千歳市。
回想シリーズ第3弾は、昔の祝梅温泉を懐かしむ記事です。
現祝梅温泉が消失した直後、ここが場所を明記しても大丈夫な温泉だということを直接この目で確認できたわけですが、それまではここも所在を明記しないことが暗黙の了解になっていた温泉でした。
ただ「祝梅」という地名だけで現地へ行き、探して見つけた時は喜びでもあり、ある意味ショックでもありました(笑)
この場所には2度行きまして、その後池の向こうに移転して新しくなったわけですが、初めて行った時に偶然一瞬1人になれたものの、今と変わらず次から次へと地元の方が訪れるために写真がほとんど残っていません。
建物は今も残っていますが、外観はあまり変わっていないですね。
玄関を入り、茶の間で湯銭を料金箱に入れて、奥へ進みます。
脱衣場はあまり広くなく、床には古い布が敷き詰めてあり・・何とも言えない香りを発していました(笑)
そこから中に入ると・・
木製の湯船が1つ。
(写真はクリックすると大きくなります)
湯船の奥側が木の板で仕切られ、その部分だけ蓋がしてありますが、ちょうどこの下にかまどがあり、直接薪を燃やして源泉を暖めていたのでした。
お湯がぬるくなると、木の板をずらして熱い湯を混ぜ、さらに常連さんは浴室の奥のドアから裏口に出て、裸で薪をくべる・・
そんな温泉でした。
洗い場はスペースだけありまして・・1人か2人分のスペースだったと思いますが、カランはなく、お湯は湯船から汲んで使う仕組み。
そして、源泉が出るホースがありました。
当時のメモにはこう書いてあります。
+++++
札幌市近郊にある、地図にも載っていない、看板も出ていない温泉です。
15年前からあり、地元の方のたまり場的な場所になっています。
仕事が終わるとみんなが集まり、駐車できないほど車が来るそうです。
でも閉鎖的ではなく、地元ではない人も歓迎してくれます。
いわゆる五右衛門風呂の湯船(写真)は木製で、3人入れば限界です。
底が見えないほどの茶色いお湯です。ここは冷泉で、水代わりに源泉を使っています。源泉は近くのポンプ小屋から直接ひいているとのことでした。飲湯もできます。
ここへ来たら、次に入る人が気持ちよく入れるように、他に誰もいなかったら次の人のために湯船に蓋をし、洗面器等を片づけましよう。気の利く人は薪も足していくようです。それができれば、立派な地元人(笑)
営業時間 朝-午後8:00(参考時間)
入浴料 200円
泉質・適応症 なし
湯船の数 内風呂1
洗い場 温泉水のホースがあるだけです
備え付け なし
トイレ 一応あります
+++++
祝梅温泉は見違えるように現代的な温泉に変わりました。
一度消失しましたが、それは変わっていません。
それでも、
入口の巨大なボウリングのピン
玄関付近の自販機
玄関で靴を脱いで上がる建物
ソファーに座ってお客さんと談笑する老夫婦
ネコ
料金箱
薪で沸かす温泉
源泉が出てくるホース
次から次と来る地元の方
祝梅温泉を構成する要素は、実は今も全然変わっていないのです。
建物は今も残っていますが、外観はあまり変わっていないですね。
玄関を入り、茶の間で湯銭を料金箱に入れて、奥へ進みます。
脱衣場はあまり広くなく、床には古い布が敷き詰めてあり・・何とも言えない香りを発していました(笑)
そこから中に入ると・・
木製の湯船が1つ。
(写真はクリックすると大きくなります)
湯船の奥側が木の板で仕切られ、その部分だけ蓋がしてありますが、ちょうどこの下にかまどがあり、直接薪を燃やして源泉を暖めていたのでした。
お湯がぬるくなると、木の板をずらして熱い湯を混ぜ、さらに常連さんは浴室の奥のドアから裏口に出て、裸で薪をくべる・・
そんな温泉でした。
洗い場はスペースだけありまして・・1人か2人分のスペースだったと思いますが、カランはなく、お湯は湯船から汲んで使う仕組み。
そして、源泉が出るホースがありました。
当時のメモにはこう書いてあります。
+++++
札幌市近郊にある、地図にも載っていない、看板も出ていない温泉です。
15年前からあり、地元の方のたまり場的な場所になっています。
仕事が終わるとみんなが集まり、駐車できないほど車が来るそうです。
でも閉鎖的ではなく、地元ではない人も歓迎してくれます。
いわゆる五右衛門風呂の湯船(写真)は木製で、3人入れば限界です。
底が見えないほどの茶色いお湯です。ここは冷泉で、水代わりに源泉を使っています。源泉は近くのポンプ小屋から直接ひいているとのことでした。飲湯もできます。
ここへ来たら、次に入る人が気持ちよく入れるように、他に誰もいなかったら次の人のために湯船に蓋をし、洗面器等を片づけましよう。気の利く人は薪も足していくようです。それができれば、立派な地元人(笑)
営業時間 朝-午後8:00(参考時間)
入浴料 200円
泉質・適応症 なし
湯船の数 内風呂1
洗い場 温泉水のホースがあるだけです
備え付け なし
トイレ 一応あります
+++++
祝梅温泉は見違えるように現代的な温泉に変わりました。
一度消失しましたが、それは変わっていません。
それでも、
入口の巨大なボウリングのピン
玄関付近の自販機
玄関で靴を脱いで上がる建物
ソファーに座ってお客さんと談笑する老夫婦
ネコ
料金箱
薪で沸かす温泉
源泉が出てくるホース
次から次と来る地元の方
祝梅温泉を構成する要素は、実は今も全然変わっていないのです。
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プロフィール
HN:
のん
性別:
男性
職業:
温泉愛好家&温泉ライター。温泉資格:温泉入浴指導員・温泉健康指導士・温泉ソムリエマスター・温泉観光士・温シェルジェ・温泉観光実践士・温泉観光管理士・高齢者入浴アドバイザー。
趣味:
湯。翼。
自己紹介:
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※ブログ移転&前PCのHDDクラッシュに伴い、過去の記事の画像がない状態が続いております。随時大きなサイズで画像を記事に戻しておりますので、ご容赦ください。
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※コメントは承認制となっております。
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