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小さなオープンカーで北海道の温泉を巡る、道産子の入湯記録。

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しんしのつ温泉アイリス

外観

北海道新篠津村。
10年ほど前に1度立ち寄ったことがありましたが、今回はそれ以来久しぶりにお邪魔してきました。

脱衣場
建物の1階はゴルフの受付となっていて、温泉の受付・浴室ともに2階にあります。券売機で湯銭を支払い、脱衣場へ。脱衣カゴ&一部コインロッカーの、広々とした脱衣場です。
早速浴室へ向かいました。

浴室
右側に湯船、左側にサウナと洗い場が並んでいます。
右側の1番手前が水風呂です。

高温湯と寝湯
その隣に2人用の寝湯、そして泡風呂付きの高温湯。
高温湯は4-5人入れる大きさで、湯船の中で43.9℃でした。

低温湯
さらに隣には低温湯。
低温湯の湯船が最も大きく、10人以上入れそうでした。湯船の中ほどで温度は40.9℃。見えるところに湯口はなく、湯船の中に湯口があります。

打たせ湯
低温湯の隣には2条の打たせ湯。
この湯船と低温湯の湯船は仕切りが低くなっており、お湯が行き来できるようになっています。

露天風呂
そしてその先に露天風呂があります。
バームクーヘンを切ったような形をしていて6-7人入れる大きさです。この湯船は「中温」で、湯船の中で温度は41.9℃でした。

露天の湯口
露天の湯船の上に湯口がありますが、この他に湯船の中の2箇所からお湯が出ています。

掲示されている平成23年11月の分析書によりますと、こちらの温泉(413-008)は源泉名「しんしのつ温泉2号泉」。
泉温42.1℃(貯湯槽)、湧出量※(動力揚湯)。
pH7.2、蒸発残留物26.69g/kg、成分総計25.54g/kg。
泉質は強食塩泉です。
湯使いは湯船によって異なり、寝湯は加水あり(ジェット部分は循環)、高温湯は加温あり、露天風呂は冬期間加温あり。循環濾過・殺菌はどの湯船もしておらず、かけ流しです。

かけ流し
弱い金気臭があり、湯口からのお湯は透明ながら湯船では黄褐色から緑褐色に見える濁り湯で、湯船の周囲も茶色く染まっています。最初はツルツル感がありますが、浸かっているとキシキシ感が現れ、汗がよく出ました。

立ち寄ったのは天気の良い日でしたが、露天風呂で半身浴していたら強食塩泉らしく肌が張るような感じに。カランが並ぶ隅に上がり湯用のシャワーが設置されていましたので、最後にありがたく使用しました。

閉館のお知らせ
さて、館内にも掲示されていましたが、こちらの施設は2014年11月末で閉館となることが決まっていて、新篠津村の温泉は道の駅と併設されている「たっぷの湯」のみになります。

アイリスの方が入浴料が安く、地元の方の普段使いの湯としてよく利用されているイメージでしたので、今後この施設がどうなるのか気になるところです。

入浴料は400円です。
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プロフィール

HN:
のん
性別:
男性
職業:
温泉愛好家&温泉ライター。温泉資格:温泉入浴指導員・温泉健康指導士・温泉ソムリエマスター・温泉観光士・温シェルジェ・温泉観光実践士・温泉観光管理士・高齢者入浴アドバイザー。
趣味:
湯。翼。
自己紹介:
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