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小さなオープンカーで北海道の温泉を巡る、道産子の入湯記録。

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湯っ多里

外観

北海道函館市。
湯の川温泉の一軒です。
朝6時から日帰り入浴が出来る、銭湯のような温泉宿です。
湯の川温泉の細い路地の中にある小さな温泉、そんな印象。
訪問時は朝の7時過ぎ。期待の朝風呂です。

湯銭を払い、脱衣所へ入ります。
すると一枚の張り紙が目に入りました。
張り紙
「湯っ多里温泉は源泉のままかけ流しをしております。・・・熱い湯が苦手の方には露天風呂が多少ぬるめになっておりますのでそちらを御利用くださいませ。」
函館といえば熱い湯という印象ですが、露天は「多少」ぬるいって一体何℃なのでしょう。興味津々で浴室へ入りました。

内湯
湯気でぼやけている上に朝日が写ってますが・・内湯には長方形で7-8人入れそうな湯船が一つありました。
また、サウナと水風呂もあります。
早速体を流し、湯船へ足をそーっと入れようとしましたが・・足を入れられないほど熱いです^^;

ということで、まずは多少ぬるいであろう露天風呂へ。
露天風呂
こちらが露天風呂です。周りの塀が高く景色は望めませんが、朝日が心地よかったです。
入ってみると、内湯よりは温く感じます。

露天の湯口
湯口から出るお湯は明らかに熱く、温度は約61℃。
分析書の泉温は65℃ですので、源泉そのままと言っても良いと思います。そして、湯船の中では約45℃。
露天風呂は長い時間貸切状態で、気持ちよく浸かれました。

それから内湯に再挑戦。
内湯にも何とか浸かる事ができましたが・・一番湯口から遠いところで約47℃。湯口付近は明らかにそれより熱く、近寄ることができませんでした。
この激熱ぶりも湯の川温泉らしさでしょうか^^;

掲示されている分析書は昭和44年8月のもので、こちらの温泉は源泉名「混合泉」とだけ記載。
お湯は函館市水道局管理の混合泉(イ号~オ号井の12本、1号から4号井の4本、計16本)。
泉温65℃、湧出量記載なし。
pH6.6、蒸発残留物8.842g/kg、成分総計は約9.108g/kg。
泉質は食塩泉です。
そのお湯を源泉そのままで使用しています。
口に含むと確かに塩からく、汗だらだらの良いお湯でした。熱さで眠気も飛びました^^;

入浴料は380円です。
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プロフィール

HN:
のん
性別:
男性
職業:
温泉愛好家&温泉ライター。温泉資格:温泉入浴指導員・温泉健康指導士・温泉ソムリエマスター・温泉観光士・温シェルジェ・温泉観光実践士・温泉観光管理士・高齢者入浴アドバイザー。
趣味:
湯。翼。
自己紹介:
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