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小さなオープンカーで北海道の温泉を巡る、道産子の入湯記録。
種川温泉休憩所
- 2014/05/27 (Tue)
- 温泉紹介-檜山 |
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手元の資料によれば「今金町が昭和49年に深度387mのボーリングを実施し、泉温31.8℃、自噴量200l/minの温泉湧出をみた。・・・この泉源は自噴で、200l/min、31.8℃、エアーリフト揚湯では600l/min、32.2℃であり、量的には能力のある抗井である。・・・長万部温泉と同じように、化石水的要素を多く持った温泉と考えられる」と書かれています。
券売機に気付かず、受付で元気なご婦人に湯銭を払い中へ進むと、すぐ先に以前の分析書が掲示されています。
分析書の内容を見ると、全く資料の通りです。
カチオン・アニオンという表記に時代を感じます。
きれいな脱衣場です。
それほど広さはありませんが、機能的にも十分でした。
早速浴室へ。
こちらが浴室です。
内湯のみで洗い場6カ所のシンプルなもの。建物に比べてまだ新しい感じがしましたが、町のサイトを見ると「平成19年には温泉浴場棟を完全リニューアル」とのことで納得。
浴槽は10人ほど入れそうな大きさで、温度は42.5℃。
洗い場と浴槽以外のスペースが結構あり、貸切状態だったこともあってかなりのびのびと利用させていただきました。
掲示されている平成21年10月の分析書によりますと、こちらの温泉(458-002)は源泉名「「種川温泉」。
泉温32.2℃、湧出量は毎分30リットル(自然湧出)。
pH7.2、蒸発残留物10.53g/kg、成分総計10.58g/kg。
泉質は食塩泉です。
湯使いは加水なし・加温あり・循環ろ過あり・殺菌あり。
40年の間に自噴量がだいぶ減っていますが、温度はほとんど変わらず、自噴もしているようです。
お湯はほぼ透明で、循環の吸い込み口も確認。お湯からは薬品臭がしています。キシキシ感があり、温度が高めなのも手伝って身体は温まりますが、それほどきつくない印象のお湯でした。
受付と浴室の間に大きな休憩所がありますが、お風呂用のイスがここで再利用?されています。あまり見ない光景なので面白いなぁと思って目に留まりました。
地元の方が集まる、清潔感がある小さな温泉でした。
入浴料は420円です。
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プロフィール
HN:
のん
性別:
男性
職業:
温泉愛好家&温泉ライター。温泉資格:温泉入浴指導員・温泉健康指導士・温泉ソムリエマスター・温泉観光士・温シェルジェ・温泉観光実践士・温泉観光管理士・高齢者入浴アドバイザー。
趣味:
湯。翼。
自己紹介:
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この記事へのコメント
無題
お久しぶりです♪
種川温泉休憩所
ネーミングが素敵ですね☆
ほんわかさが伝わってきます♪
休憩所の椅子ww面白いなぁ~☆
5/26~1週間程、北海道に行っていました♪
根曲がり竹採りとか山遊びを楽しんできました
ヽ(*´∀`)ノ
そしてセットの温泉はやっぱり最高でした(*^^)v
次は夏を目指して、お仕事も頑張ります♪
Re:無題
こんにちは〜♪
ちょっとバタバタ忙しくて、返信が遅れてしまいました(^_^;)
そうなんです、ここのネーミングといい、休憩室のイスといい、思わず笑ってしまうような…(笑)
来ていた近所の方も受付の方と楽しそうに会話していて、お湯は循環でも地元の方に愛される場所としてとても価値のある温泉だと思いました。
来道されてるのは風の噂で?お聞きしていましたので、こちらにも来られるかなと少しだけ思っていました(笑)
楽しんでお帰りになったようで何より。また北海道にいらしてくださいね〜♪