+ green wing +
小さなオープンカーで北海道の温泉を巡る、道産子の入湯記録。
フラノ寶亭留
- 2013/12/16 (Mon)
- 温泉紹介-上川 |
- CM(1) |
- Edit |
- ▲Top
特徴的な暖炉のあるロビーから、レストランまで案内されます。
この向こうがレストラン「ル・ミュゼ・フラノ」です。
実はフロントで受付もせず名乗ることもありませんでしたが、そのままスタッフの方にスッと席まで案内され、とても驚きました。
そして比較的簡単なランチメニューかと予想していましたが、テーブルを見て襟を正しました^^;
食前酒(ノンアルコールあり・別料金)を選び、オーダー。
食前酒とパンが運ばれてきます。
暖かくもっちりとして美味しいパンはお代わり自由。
富良野産カボチャのポタージュ チコリコーヒーのカプチーノスタイル。少し苦みがあるチコリコーヒーの泡がよく合います。
アンディーヴのプレゼ カルボナーラ。濃厚なソースで、アンディーヴは焼いたものと生の2種類の食感が楽しめました。
滋養豚のロースのソテー。奥のお肉に乗っているのは富良野産マッシュルームの泡で、ソースをつけなくても良いくらいの風味がありました。お皿の左側に乗っているのは食用ほおずきです。
富良野産牛乳とレモンのソルベ シャンパンのエアー。
酸味が強めですっきり。
食後に飲み物を選び(コーヒー・紅茶・ハーブティーのいずれか)、こちらのチョコレートを頂きました。紅茶はアールグレイでした。
どれも見た目に美しく、美味しくいただきました。
レストランからは広い庭が見えますが、今回は終始吹雪・・ラベンダーの時期などはさらに綺麗だろうと思います。
さて、1時間ほど食事を楽しんだ後はいよいよ温泉です。
まず、スタッフの方に休憩室となるセミナールームに案内していただきました。デイユースのプランでは客室は使用できませんが、ここを18時まで利用することができます。
少しゆっくりした後、
絵画が飾られるギャラリーを抜け、
さらに家具のギャラリーを抜けて、
客室のある廊下の奥が大浴場です。
浴室は1階と3階にあり、時間によって男女を入れ替えているようですが、今回男湯は1階でした。
脱衣場です。脱衣かごとカギ付きの貴重品入れがまとまって1人用のスペースになっているのが便利でした。
こちらが浴室です。正面奥に浴槽が1つ。
和モダンな佇まいに気分が高まりました。
窓際にある内湯は総檜の浴槽で、8-10人程入れる大きさ。
浴槽の中で41.2℃ありました。
湯口です。浴槽の中にもお湯が出ている所が1か所あり。
浴室右側にきっちり仕切られた洗い場が4か所。
浴室左側には、低温サウナと露天風呂への出入口がありました。
露天風呂は2-3人が入れるくらいの大きさです。
こちらは40.1℃でした。ただ外が横殴りの雪だったため、露天にはほとんど入りませんでした。
掲示されている平成6年6月の分析書によりますと、こちらの温泉(407-003)は源泉名「フラノ寶亭留温泉」(但し元々源泉名には記載がなく、ホテル名の判が後から押されています)。
泉温24.2℃、湧出量は毎分177リットル(動力揚湯)。
pH8.3、蒸発残留物5.398g/kg、成分総計5.500g/kg。
泉質は含塩化土類-食塩泉です。
湯使いの記載はありませんが、おそらく加温あり・循環ろ過あり・殺菌ありでしょう。露天風呂ではほとんど感じませんでしたが、内湯のお湯からは気にならない程度の薬品臭を感じました。
内湯の湯口や露天風呂の岩が僅かに茶色くなっていましたが、お湯の中にも細かな茶色い湯花のようなものが見られます。
ツルキシ感がありさっぱりした感じでしたが、じわりと優しく保温効果が働き、程よく身体が温まるお湯でした。
上記のランチと入浴のセットで1名2985円(入湯税込)。12時から18時まで最大6時間滞在可能です。
それでも事前に食べ物のアレルギーがないか確認の連絡を頂いたり、「車は駐車場に入れずホテルの玄関前に停めてください」と言われ、その通りにスタッフの方が車を駐車場から出し入れして下さったり、タオルの貸し出しもあるので手ぶらでもOKで、至れり尽くせりでした。
日帰り入浴のみは受け付けていませんので、休憩室も浴室も貸切状態で、ゆっくりと独占してお湯をいただくことができました。
PR
プロフィール
HN:
のん
性別:
男性
職業:
温泉愛好家&温泉ライター。温泉資格:温泉入浴指導員・温泉健康指導士・温泉ソムリエマスター・温泉観光士・温シェルジェ・温泉観光実践士・温泉観光管理士・高齢者入浴アドバイザー。
趣味:
湯。翼。
自己紹介:
+ お知らせ +
※ブログ移転&前PCのHDDクラッシュに伴い、過去の記事の画像がない状態が続いております。随時大きなサイズで画像を記事に戻しておりますので、ご容赦ください。
※当コンテンツの無断転載を禁止いたします。画像を使用する場合は管理人にお申し出下さい。
※コメントは承認制となっております。
※ブログ移転&前PCのHDDクラッシュに伴い、過去の記事の画像がない状態が続いております。随時大きなサイズで画像を記事に戻しておりますので、ご容赦ください。
※当コンテンツの無断転載を禁止いたします。画像を使用する場合は管理人にお申し出下さい。
※コメントは承認制となっております。
ブログ内検索
最新コメント
[04/29 とまチョップ]
[11/24 日本一小さい市]
[10/22 くまごろう]
[06/28 いわ]
[06/24 ぴかリン]
この記事へのコメント
無題
素敵な空間ですね♪
モダンな器で供される拘り食材を使ったお料理も魅力的ですね。
こちらは富良野の知り合いの方の近くなのですが、
まだ行ったことがないので大変参考になりました。
ランチのみのステイも可能なのですね☆
次回は行かねばヽ(^o^)丿
富良野ではいつもアウトドアしているので、
たまにはドレスアップも新鮮かもです(笑)
温泉はハイランドふらのや新富良野プリンスのお湯に似ていたりしますか?
お湯使いはともかく、富良野では貴重な温泉ですね。
もうすぐ北海道です♪今回は道南です(*^^)v
あと少し、頑張ります♪
Re:無題
こんばんは~いつもありがとうございます^^
こちら、全然調べずに行ってみたのですが、落ちつける空間で気持ちが良かったです。デイユースのプランはもう1つあったのですが、それだと1泊朝食で宿泊するのとあまり変わらなくなるので、あえてベーシックな方にしてみました。結局飲み物込みで1人4000円ほどですが、内容を考えると悪くないと思います。久しぶりに緊張する食事でしたけれど(笑)
ハイランドふらのには立ち寄ったことがありますが、お湯の印象が全くなくて・・あちらよりは温泉らしさはあると思います。ただ今回はお湯の状態よりトータルで居心地がよかったので満足して帰りました^^;
私も年末年始は多少湯巡りができそうですが…道南もまだまだ宿題が残っているので、早く終わらせたいです(笑)