+ green wing +

中に入ると、まずあるのは休憩室とレストランスペースです。

お昼時にはたくさんの人で賑わってました。

そこからさらに進み、脱衣場から内湯へ。

こちらが内湯です。
7-8人ほど入れる大きさの湯船で、お湯の温度は43℃ほど。


こうやって見ると、お湯の色がよく分かると思います。
中にはこのほかに、真湯の浴槽とサウナ･水風呂がありました。もっとも、真湯に入ってる人はほとんどいませんでしたが^^;


こちらが露天風呂です。
大きさは内湯より小さく、4-5人程度。
温度は内湯よりちょっと低い、42℃ほどです。
露天の敷地はそれほど広くなく、湯船に浸かれば海は見えませんが、湯船が隅にあるおかげでスペースは効率よく使われている印象です。


オープンして2ヶ月も経っていませんでしたが、既にところどころ茶色く色づいていました。
写真は露天の湯口です。
指の跡は私のもの^^;　こんな状態でした。


露天からは、旧施設の校舎跡が見えます。
こちらは工事関係者が出入りしていました。解体に向けての作業でしょうか。


レストランには手造りのお惣菜も多く、思わず引かれるものがありました。

掲示されている平成22年1月の分析書によれば、こちらの温泉は源泉名「日本海ふるびら温泉」。
泉温53.5℃、湧出量は毎分50リットル。
pH7.0、蒸発残留物12.77ｇ/kg、成分総計12.87g/kg。
泉質は食塩泉です。

湯船の底が全く見えない茶色いお湯で、お湯はかけ流し。
よく体が暖まります。
何故か保健所確認シール＆湯使い表示はありませんが、加温・循環・殺菌はされていないように感じました。

実は手元に以前の分析書があり、それによると平成7年当時は、
泉温55.3℃、湧出量は毎分240リットル。
pH6.6、蒸発残留物16.05ｇ/kg、成分総計15.47g/kg。
泉質は食塩泉でした。

今と比べると分析書の数字上ではさらに成分が多く、湧出量も多かったのですが、既に一望館時代の途中から湧出量が減り、お湯も塩素消毒になり塩素と鉄が反応してできた物（湯の花ではない）だらけで塩素臭く、最初の頃のインパクトがない状態になっていました。
しかし建物が新しくなり湯船を小さくした結果、以前のお湯が戻ってきたような印象を受けました。
好印象の新しい施設で、ゆっくりお湯を楽しむことができました。

入浴料は500円です。