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小さなオープンカーで北海道の温泉を巡る、道産子の入湯記録。

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(旧)野中温泉ユースホステル

外観

北海道足寄町。
雌阿寒温泉(野中温泉)には3軒の宿がありますが、その真ん中にあったユースが、今はこの状態になっています。

話を聞くと、昨年末に強風で建物の屋根が一部壊れ、ユースとしての登録もやめて宿としての営業はもうしないとのことでした。
それでもここにいたいので、壊れた建物の一部を取り壊し、一部は工事して住めるようにしたとのこと。元々ユースの玄関だった部分はなくなり、宿主さんの住宅部分の玄関になっています。
ただ、今後も日帰り入浴は続けるそうです。

ここから入る
日帰り入浴の入口は、建物の奥にある裏口を利用するとのことです。ここからだとすぐに脱衣場に行くことができます。

立ち寄った日は、ちょうど前日から出かけていて1日清掃していないとのことでしたが、お湯をいただいてくる事ができました。

内湯
湯船が一つ、シャワーもカランもない湯殿は全く変わっていませんでした。硫黄臭と言うよりタールのような臭いにさえ感じるお湯の香りも全く変わらず。

湯口
湯口から出るお湯の量も非常に多く、湯口には前よりも湯の花が付いています。新鮮なお湯がどんどん出て来てはオーバーフローしています。

様子が違っていたのは湯船の中。
湯の花
歩けば足跡が残るくらい湯船の底に湯の花が沈んでおり、気をつけないと滑って転びそうなくらいです。

表面にも
クリックしていただくと見えると思いますが、お湯の表面にも沢山の湯の花が浮いています。ここには過去何度か立ち寄っていますが、こんなに湯の花がいっぱいなのは初めて。
たった1日でこうですから、毎日の掃除は大変だろうなと思いつつお湯を頂きました。

洗い場湯口
体を洗うための別源泉と思われるこの湯も健在です。

今後も楽しめます
新鮮なお湯と、美しい木造の湯殿がこれからも楽しめることに、ちょっと安心しました。

S33年の分析書
脱衣場の入口には昭和33年の分析書が掲示されていますが、ちゃんと新しい分析書も掲示されています。

平成21年分析の分析書によりますと、こちらの源泉は「雌阿寒温泉(野中温泉1号)」。
泉温43.8℃の自然湧出のお湯で、pH5.8、蒸発残留物3.431g/kg、成分総計4.038g/kgの含石膏・食塩-正苦味硫化水素泉です。
湯船の中は43℃ほど。一度浸かれば何日かお湯の香りが取れないお湯にまた浸かることができ、嬉しかったです。

なお、あと数日で日帰り入浴を受け入れる準備ができるとのことです。
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プロフィール

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のん
性別:
男性
職業:
温泉愛好家&温泉ライター。温泉資格:温泉入浴指導員・温泉健康指導士・温泉ソムリエマスター・温泉観光士・温シェルジェ・温泉観光実践士・温泉観光管理士・高齢者入浴アドバイザー。
趣味:
湯。翼。
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