+ green wing +
小さなオープンカーで北海道の温泉を巡る、道産子の入湯記録。
ナイタイ高原温泉 亀の子荘
北海道上士幌町。
数年前から休業していましたが、温泉仲間から解体中との情報をいただいて見に行ってきました。
重機は動いていませんでしたが、解体は進んでいる様子でした。
元の玄関があった部分と、正面から見て右側の建物部分がきれいになくなっています。
解体前の姿は、このような状態です。
休業する前の年だったでしょうか・・ここに立ち寄ったことがありました。いろんな意味で思い出深い温泉施設です。
建物の少し手前には、怪しい池がありました。
在りし日のこちらの内湯は、このような造りでした。
それほど広くはありませんでしたが、岩が配された湯船からはお湯が溢れていました。
あまり敷地は広くなく、男湯の方は目の前に砂利道がありましたが、こんな露天風呂もありました。
この記事を書くために久しぶりに過去の写真を見ましたが、懐かしく思いますね^^;
分析書の写真も残っていました。
記録として写真は残しておくものですね^^;
昭和58年分析の分析書によれば、こちらのお湯は源泉名「大雪亀の子温泉(2号井)」。
泉温27.8℃、湧出量は毎分230リットル(動力揚湯)。
pH9.3、蒸発残留物0.141g/kg、成分総計0.158g/kgのアルカリ性単純温泉です。
当時の印象として「無色無臭で、あまり特徴のないお湯だった」というメモが残っています^^;
あまり意味のない情報ですが、当時の入浴料は350円。
洗い場は6箇所で、シャンプー・ボディソープは備え付けられていました。
改めて解体中のこの建物の前に立ち、当時のことを思い出します。
玄関から入り、湯銭を払って、沢山の亀グッズや生きた亀を見ながら右側に進み、廊下を通って湯殿に入った記憶があります。
脱衣場は昭和の香りがしていましたね。
ん・・・・・?
今も湯殿だけ残っているじゃないですか!(笑)
そこまでの建物はきれいに壊されているのに、ここだけ残しているのは何故なのでしょう?
廃業のための解体なのか、それともこの湯殿を生かしての再開のための解体なのか・・誰もいなかったので確認できませんでしたが、謎が1つ増えてしまいました。
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のん
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男性
職業:
温泉愛好家&温泉ライター。温泉資格:温泉入浴指導員・温泉健康指導士・温泉ソムリエマスター・温泉観光士・温シェルジェ・温泉観光実践士・温泉観光管理士・高齢者入浴アドバイザー。
趣味:
湯。翼。
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