+ green wing +
小さなオープンカーで北海道の温泉を巡る、道産子の入湯記録。
鹿の谷
北海道上士幌町。
今年に入ってからは「ふくろふ乃湯」と同じくらいの頻度で行っている、お気に入りの温泉宿です。
人気の温泉宿ですが、私が行く時は大抵貸切状態です(笑)
ここの鹿は車を降りると、何かもらえるかと思って近寄ってきます(笑)
宿の玄関前は融雪のため「硫黄泉」を流していますし、鹿にとっても居心地の良い場所なのでしょう。
さて、湯銭を払って中へ入ります。
いつ見ても誰もいないこの湯殿の雰囲気には心惹かれます。
3つ並んだ同じ形の湯船は、手前から「ナトリューム泉」「鉄鉱泉」「カルシューム泉」。
といってもいずれも無色透明のお湯ですし、お湯が湧いている場所が非常に近いためお湯のベースも似ているのでしょう。
時々送湯パイプの都合で「鉄鉱泉」が「ナトリューム泉」の湯船にも注がれていたりしてお湯が表示通りでないことがありますが、たぶん言われなければ気付かない方がほとんどでしょう^^;
お湯の温度も日によってだいぶ異なります。
奥には打たせ湯。
ここも日によっては空だったりしますね~
なので、あまりお目にかかったことがありません(笑)
夜は星がきれいに見えるので、町内から星見温泉ツアーに来ることもある露天風呂。
こちらには「硫黄泉」が注がれています。
が、実は今年に入ってからここに浸かったことがありません(笑)
清掃直後でお湯が少ししかなく、尻湯だけでも・・と思いましたが、熱すぎて断念したこともあります^^;
一応マットが敷いてある部分が洗い場ですが、お湯はこのタライから汲んで使います。
このタライがアクセントとなり、独特の雰囲気を作っています。
送湯トラブルがある場合、稀にこのタライに注がれるパイプがユーターンして、お湯が湯船に注がれていることがあります(笑)
露天風呂から建物の横を見れば、送湯パイプだらけです。
もちろん泉源はここだけではありません。
あちこちでお湯が湧いていて、露天風呂の向こうには隣のホロカ温泉旅館の源泉も見えています。
掲示されている分析書はこれだけです。
この宿は、新しく加わった若い男性と、常連さんや近隣の方に支えられています。ある時など、湯治で連泊しているお客さんが、一緒になって送湯パイプの復旧をしていました(笑)
女将さんもまだまだ現役です。
跡取りがいないことだけがちょっと気になるところです^^;
入浴料は500円です。
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プロフィール
HN:
のん
性別:
男性
職業:
温泉愛好家&温泉ライター。温泉資格:温泉入浴指導員・温泉健康指導士・温泉ソムリエマスター・温泉観光士・温シェルジェ・温泉観光実践士・温泉観光管理士・高齢者入浴アドバイザー。
趣味:
湯。翼。
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